gifted/ギフテッド

アメリカ 2017監督 マーク・ウェブ脚本 トム・フリン 数学に人並み以上の理解力を示す7歳の天才少女と、少女を扶養する叔父との深い心の結びつきを描いた人間ドラマ。 いや、驚きました。 マーク・ウェブ監督、こういうのも達者にこなすんだ!と。 アメイジング・スパイダーマン(2012)の印象しかなかった […]

  • 2020.08.09

RENDEL レンデル

フィンランド 2017監督、原案 イェッセ・ハーヤ イェッセ・ハーヤ監督自らが発表したコミックを、自身の手で映画化した作品。 いわゆるダークヒーローもの、といっていいでしょう。 多分監督はアメコミ大好きだと思う。 世界を席巻するマーベルやDCの作品群に触発されて、きっとね「俺ならこうやる!」と創作意 […]

パーティで女の子に話しかけるには

アメリカ 2017監督 ジョン・キャメロン・ミッチェル原作 ニール・ゲイマン ロンドンパンクがテクノポップと正面衝突してSFをこじらせたような映画ですね。 舞台は70年代のイギリスなんですが、パンク大好きな小僧が偶然恋した女の子が実は宇宙人だった、ってのが物語の骨子でして。 そりゃもうね、当時を再現 […]

  • 2020.08.09

東京カラス

2012年初出 宮下裕樹小学館サンデーGXコミックス 全10巻 かつてコザキユースケが発表した同タイトルの作品(未単行本化)を宮下裕樹がリメイクした、と考えていいと思います。 オリジナルは読んだことないのでどの程度改変されてるのかはわからないんですが、なんだか急に少年漫画風の路線に舵をきったなあ、っ […]

アダプテーション

アメリカ 2002監督 スパイク・ジョーンズ原作 スーザン・オーリアン 大枠で言うなら蘭コレクターの知られざる世界を描いたサスペンスなんですが、主役がなぜか脚本家のチャーリー・カウフマンというのがこの作品の独特さでしょうね。 私が驚かされたのは冒頭、いきなりマルコビッチの穴(1999)の撮影風景のシ […]

  • 2020.08.09

リュウマのガゴウ

2011年初出 宮下裕樹少年画報社ヤングキングコミックス 1~3巻(全10巻) 食物連鎖が横並びになった世界を舞台に、リュウマと言う名の救世主を描くアクション・ファンタジー。 この作品が独特なのは主人公であるリュウマが「継がれていく名前だけの存在である」という設定でしょうね。 ある種、群像劇みたいな […]

  • 2020.08.09

ぱらいぞ

2011年初版 道満晴明ワニマガジン社 全2巻 アダルト漫画誌に連載された4コマ艶笑コメディ。 すでにそのギャグセンスや台詞回し、キャラ作りに光るものはありますが、一般誌進出前の作品ということもあってかいささか散漫に感じられる部分もあり。 作者お得意の群像劇で、これという主人公は存在しないんですが、 […]

  • 2020.08.09

TATSUMI

1970~72年初出 辰巳ヨシヒロ青林工藝舎 <収録短編>地獄はいってます男一発さそり飼育東京うばすて山いとしのモンキーグッドバイ 貸本漫画時代から活躍し、漫画を初めて「劇画」と提唱したことで有名な作者の代表作を集めた短編集。 2010年にシンガポールのエリック・クー監督が本書に収録されている「地獄 […]

  • 2020.08.09

ワンダーランド

2015年初出 石川優吾小学館ビッグコミックス 1巻(全6巻) ある日目覚めたら、体が昆虫サイズにまで縮んでいた女子高生のサバイバルを描いたSF。 タイトルのワンダーランドから察するに、下敷きとなっているのは「不思議の国のアリス」っぽいですが、1巻の段階ではそれっぽい引用や換骨奪胎は見当たりません。 […]

  • 2020.08.08

シェイプ・オブ・ウォーター

アメリカ 2017監督・原案 ギレルモ・デル・トロ 米ソ冷戦下にある1962年を舞台に、囚われの半魚人に想いを寄せる唖者である女性を描いたファンタジー。 まあしかし、デル・トロもとんでもない題材を映画化してきたな、と。 だって半魚人ですよ? 人と同じ体型であるとはいえ、エラ呼吸のクリーチャーですもん […]

  • 2020.08.08

正義警官モンジュ

2004年初出 宮下裕樹小学館サンデーGXコミックス 全12巻 対犯罪用汎用兵器部隊、通称ギンセイのプロトタイプとして作られた自立型ロボット警官、モンジュの活躍を描いたSFコメディ。 ああ、これは細野不二彦の系譜だ、と思いましたね。 「現実世界に異物を放り込んでドタバタ」ってのはもちろん藤子不二雄が […]

  • 2020.08.08

男ロワイヤル

2002年初出 小田扉太田出版FXコミックス 主にMANGA EROTICS Fに掲載された短編を「女ロワイヤル」「男ロワイヤル」にカテゴリ分けして収録した作品集。 団地ともお以前に描かれたものがほとんどですんで、初期の作品群、と言っていいのかもしれませんが、これが思いのほか悪くない。 特に私がはま […]

  • 2020.08.08

フラクション

2009年初版 駕籠真太郎コアマガジン あのエログロ猟奇漫画家の駕籠真太郎がミステリを描いた、と聞いて読んでみた一冊。 こういっちゃあなんですが、まともな漫画を描くのはハンニャハラミタ以来じゃないのか?などと興味深くページをめくってみたんですが、いや、驚いた。 普通に連続殺人犯の壊れた内面を追った推 […]

  • 2020.08.08

ぐらんば

2015年初出 押切蓮介幻冬舎バーズコミックス 齢80を超えたばあさんがクトゥルフ神話ばりの怪物相手に壮絶な戦いを挑むアクション・ホラー。 まあしかし押切蓮介はこういうの好きですよね。 着眼点は悪くないと思うんです。 すでにサユリでやらかしたパターンと似通った手口だったとしてもだ。 けどねー、設定だ […]

  • 2020.08.08

みくまりの谷深

2017年初出 小川幸辰エンターブレインHARTAコミックス 全2巻 山間部の集落に伝わる民間伝承を題材に、人でありながら人類とは異なる種の存在を描いた伝奇SF。 至極簡略化して言ってしまうなら「各地に伝わる河童伝説はマジだった!」みたいなお話なんですが、そこは小川幸辰ですんでもっともらしさを構築す […]

  • 2020.08.08

千の目先生

1968年初出 石ノ森章太郎双葉文庫 70年代に放映されたテレビドラマ「好き!すき!魔女先生」の原作として名の知られた一作。 ただ、テレビドラマは学園ファンタジー風に大きく内容を改変しているようです。 共通しているのは新たに赴任してきた女教師が超能力の持ち主だった、という設定だけのよう。 で、本作な […]

レディ・ガイ

アメリカ 2016監督 ウォルター・ヒル脚本 ウォルター・ヒル、デニス・ハミル マッドドクターに、女性へと強制的に性転換手術された殺し屋の復讐を描いた作品。 まあ、深く考えるまでもなくアホです。 何が?ってプロットそのものが。 エクスプロイテーションか、はたまた70年代のロジャー・コーマンか、ってな […]

  • 2020.08.08

エンブリヲ

1994年初出 小川幸辰講談社アフタヌーンKC 全3巻 隠れたバイオロジカルホラーの傑作と呼ばれ、後にエンターブレインから新装版も出た一作。 ぶっちゃけ絵はあんまりうまくないです。 正直言うと、あんまり好きになれない絵柄。 ただ、それをも差し置いて、物語の切り口、筋立て、着地点に独特なものがあったこ […]

  • 2020.08.08

あげくの果てのカノン

2015年初出 米代恭小学館ビッグコミックスピリッツ 1巻(以下続刊) 地球外生命体の侵略を受ける地球を舞台に、異星生物と戦う防衛軍の兵士たる「先輩」と主人公カノンとの、許されざる恋路を描いたSFラブロマンス。 この作品が独特なのは先輩が妻帯者であるにも関わらず、カノンの想いがまるで揺らぐことなく一 […]

  • 2020.08.08

オールラウンダー廻

2008年初出 遠藤浩輝講談社イブニングKC 全19巻 連載開始当時はなんとも意外な方向へシフトしたな、って思いましたねえ。 まさかEDENの次の作品が格闘ものだなんて、予測すらしてませんでしたし。 遠藤浩輝は多分、ずっとSFを描いていくんだろうな、なんて漠然と思ってた。 作者の場合、エヴァチルドレ […]

  • 2020.08.08

ザ・ワールド・イズ・マイン

1997年初出 新井英樹小学館ヤングサンデーコミックス 全14巻 一部で熱狂的人気を誇る作品。 殺人に対する禁忌が存在しない主人公モンの気ままな殺戮道中と、謎の巨大生物ヒグマドンに町を蹂躙される悪夢を描いたディザスターもの的狂乱劇を掛け合わせたような内容なんですが、全体を通じて作者が問いかけているの […]

ウォンテッド

アメリカ 2008監督 ティムール・ベクマンベトフ原作 マーク・ミラー、J・G・ジョーンズ 2003年に発売されてカルト的人気を博したグラフィック・ノベルを映画化した作品。 ナイト・ウォッチシリーズでロシアの興行記録を塗り替えたベクマンベトフ監督の、ハリウッド進出作でもあります。 暗殺組織と青年の関 […]

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