さがす

2022 日本監督 片山慎三脚本 片山慎三、小寺和久、高田亮佐藤二郎はミスキャストだったかもしれないある日突然姿を消した父親を、単独で探す娘の姿を描いたサスペンス。原田楓を演じた伊藤蒼が圧倒的に素晴らしかった、その一言に尽きますね。何もでき...

バレリーナ The World of John Wick

2025 アメリカ監督 レン・ワイズマン脚本 シェイ・ハッテン『バレリーナ』ってタイトルになるほどバレエは関わってないんだが『それほど』期待はしてなかったんですが、『それほど』すら消し飛ぶ勢いで、お話がびっくりするぐらいステレオタイプな復讐...

日本で一番悪い奴ら

2016 日本監督 白石和彌脚本 池上純哉創作をらくらく超えていく衝撃の事実に立ち眩み今更なんですけど「これ本当に実話を元にした話なの?」と呆気にとられました。いやもうね、日本国内の話だとは思えませんね、正直なところ。法整備の進んでない東南...

さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 

1981 日本監督 りんたろう脚本 山浦弘靖子供の頃の刷り込みもあって、そりゃないわと思いつつも涙腺が緩むという理解不能な状態に陥る一作YOUTUBEで無料公開してたので視聴。公開当時、映画館で見て以来なので45年ぶりの再視聴となる。45年...

MUJINA INTO THE DEEP

2023年初出 浅野いにお小学館ビッグスペリオールスペシャル 1~5巻国家が人権カードを発行し、人を人権者と非人権者に区別する世界で生き抜く女殺し屋、ムジナのウブメを描いたSFアクション。少子高齢化で疲弊していく日本が選んだ『あるかもしれな...

MAD

2024年初出 大鳥雄介集英社ジャンプコミックス+ 1~6巻謎のエイリアン襲来によって人類のほとんどが死滅した世界で、生き残りをかけて戦う主人公を描いたサバイバルSF。一読して、ああ、この人(作者)はもうほんとに洋画が好きなんだな、って。近...

空挺ドラゴンズ

2016年初出 桑原太矩講談社アフタヌーンコミックス 1~16巻『龍』と呼ばれる生物が空を飛ぶ世界における『龍捕り』の活躍を描くファンタジー。叩き台になってるのは、かつては日本でも盛んだったクジラ捕りなのかな、なんて思ったりはするんです。命...

ウォー・マシーン 未知なる侵略者

2026 アメリカ監督 パトリック・ヒューズ脚本 パトリック・ヒューズ、ジェームズ・ボーフォートロボがやばすぎて笑えてくるアメリカ陸軍レンジャー部隊の最終試験の最中に、常識外の物体と遭遇した訓練兵たちを描くサバイバルSF。トレイラーをNET...

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ

2024 日本監督、脚本 阪元裕吾面白かったが、フーテンの虎さんみたいに定番化するのは早すぎるおなじみシリーズ第三弾。まだ三作目のはずなんだけど、早くも様式化してきたなあ、なんて思ったり。いつものゆるいガールズトークは楽しいし、アクションも...

ヴィレッジ

2023 日本監督、脚本 藤井道人描きたかったものの焦点が絞り切れなかった印象過疎化の進む山奥の村で暮らす青年の煩悶を描いた人間ドラマ。オープニング早々、村にできた巨大なゴミ処分場をカメラがチルトするんで、あーこれは地方創生の難しさを描いた...

罪と悪

2024 日本監督、脚本 齊藤勇起ミステリと重厚なドラマの両輪で魅せるも、回収できてないネタがいくつかあり幼馴染の3人組が背負った罪と、22年後に起きた殺人事件との思わぬ関連を描いたサスペンス。今時珍しいオリジナル脚本の作品、ということで期...

火喰い鳥を、喰う

2025 日本監督 元木克英脚本 林民夫宮館涼太の嫌な奴ぶりが様になっててアイドルとは思えず主人公の祖父の兄が残した日記を発端とした怪現象を描くオカルトミステリ。・・・とか言いながら、これ、オカルトミステリではなくてあんまり上手じゃないSF...

正体

2024 日本監督 藤井道人脚本 小寺和久、藤井道人冤罪は作られる343日に及んで逃げ続けた脱獄犯を描く社会派ミステリー。率直に申しまして、この手の映画って好物でして。トミー・リー・ジョーンズとハリソン・フォードの逃亡者(1993)しかり(...

爆弾

2025 日本監督 永井聡脚本 八津弘幸、山浦雅大圧巻の密室会話劇、最後まで緊張感途切れず連続爆破事件の主犯と思われる人物と、尋問を担当する刑事の取調室における丁々発止なやりとりを描いたサスペンス。おそらく言及してる人もいると思うんですが、...

サユリ

2024 日本監督 白石晃士脚本 白石晃士、安里真理いらぬ改変がすべてを台無しにした一作一軒家の地縛霊と、一軒家に移り住んだ家族との対決を描いたホラー。えー、私は原作である押切蓮介の漫画を読んでまして。当ブログでも紹介してますが、はっきり言...

ドミニク 孤高の反逆者

2024 アメリカ/コロンビア監督、脚本 マイケル・S・オヘダよくあるパターンの最凶ヒロインものかな、と思いきや終盤に衝撃の展開が「舐めてた女が実はキリングマシーンだった」系のバイオレンス。一軒家に籠城した主人公の女と、妊婦に子供と車椅子の...

ナターシャ 盗まれたモナリザを取り戻せ

2025 フランス/ベルギー監督 ノエミ・サグリオ脚本 ローランド・グーセンス、ノエミ・サグリオ、ローラン・トゥルナーどこか懐かしい匂いもする王道コメディキャビン・アテンダントを志すも、資質や高身長に阻まれ、空港の忘れ物係に甘んじていた女性...

KILL 超覚醒

2023 インド監督、脚本 ニキル・ナゲシュ・バート生々しくくたばる連中が死屍累々と1時間45分、ゾンビ映画並みに人体消費量高しニューデリーへと向かう約1200キロのルートを走る寝台列車を占拠した強盗団に、たった一人で立ち向かう軍人を描いた...

キング・オブ・タイタン(リバース・オブ・ヘル)

2025 タイ監督、脚本 ステフェン・ハッカー、アレクサンダー・キースル巨大骸骨がうろうろしてる絵は楽しかったが、それ以外に関しては〇〇DVDジャケットの、携帯ゲームに出てくるモンスターキャラみたいなのに中二魂が刺激されて手に取った一作。ホ...

WEAPONS ウェポンズ

2025 アメリカ監督、脚本 ザック・クレッガー本格ミステリにも似た細やかな作劇が、アクロバティックなオチにそぐわなすぎてあっけにとられる深夜2時17分、突如として自宅から姿を消した小学生17人の謎を追うスリラー。とにかく序盤からインパクト...

狂刃 残照の剣客

2024 中国監督 リー・ウェイ脚本 リー・モウなんかパッとしなかったマックス・チャンがようやく役柄にカチッとはまった快作中国の春秋戦国時代を舞台とした武侠アクション。おそらく配信中心の作品で、劇場公開はしてないと思うんですが、これが予想外...

ブラックフォン 2

2025 アメリカ監督 スコット・デリクソン脚本 スコット・デリクソン、C・ロバート・カーギル心温まるエンディングが昔のホラーのよう『あの世からかかってくる電話』をネタに恐怖を演出し、スマッシュヒットを飛ばしたブラック・フォン(2022)の...

侵蝕

2025 韓国監督、脚本 キム・ヨジョン、イ・ジョンチャン救われなさの向こう側を優れたギミックで描く秀作粗暴で残酷、かつ平然と嘘つくという、『子供だから』で済まされぬ異常性が顕著な女児と、その母の20年を描いたサスペンス。物語は二部構成にな...

THE MONKEY ザ・モンキー

2025 アメリカ監督、脚本 オズグッド・パーキンス乾いた笑いが漏れる、一筋縄でいかないホラーねじを巻きドラムをたたかせると、近くにいる人間の死を誘発する悪魔の玩具を描いたホラーコメディ?猿の玩具自体に意思はなくて。呪いの志向性や事象の独自...