• 2020.11.23

絶滅石

2016年初出 倉薗紀彦ぶんか社 いわゆるオカルト伝奇ホラー(スプラッター?)と言っていい一作だと思うんですが、清々しいまでにB級ですね。 作者は70年代のチープなアメリカンホラー映画を意識したのかもしれませんけど、オマージュとしてもリテイクとしても現代に通用するものは、悲しいかな、何もないように思 […]

  • 2020.11.23

GRAVY TRAIN

私が聴いたのは71年発表のA Ballad of A Peaceful Manと、73年発表のSecond Birthだけ。 ま、とりたてて注目せねばならんほど隠れた良作、というわけでもない。 それほどプログレ臭は濃くないです。 楽曲のベースにブルースロックがあるのと、ヴォーカルが中途半端にソウルフ […]

  • 2020.11.23

GRACIOUS

私が聴いたのは1stアルバムであるGracious!(1970)だけ。 しかし、売る気があるのか、このジャケット。 まあ、いいんですけどね。 一応、コンセプトアルバムらしいんですが、言われなきゃわかんないと思います。 輸入盤で購入したんですけど、それらしい記述は見当たりませんでしたし。 語学に堪能な […]

  • 2020.11.22

CLIMAX クライマックス

フランス/ベルギー 2018監督、脚本 ギャスパー・ノエ 有名な振り付け師の舞台に出られるチャンスを得たダンサーたちが、最終リハーサルを行う山奥の建物でひどい目にあうお話。 オープニングがまるで本格ミステリのような滑り出しなんで。 これはひょっとして謎が謎を呼ぶ展開が待ち受けてるのかしら?と身構える […]

  • 2020.11.18

ブレス

韓国 2007監督、脚本 キム・ギドク なんだか「シチュエーション・ラブロマンス」とでも言いたくなるような一作。 多分、何故?だとか、どうして?だとか考えちゃあいけないんだと思います。 この手の「わけのわからなさ」って、監督の2000年以降のフィルモグラフィーに顕著なように思いますが、今回はそれなり […]

  • 2020.11.17

海外特派員

アメリカ 1940監督 アルフレッド・ヒッチコック脚本 チャールズ・ベネット、ジョージ・ハリソン 第二次世界大戦前夜のロンドンにて、戦争抑止の要たる人物にインタビューするはずが、成り行きから思わぬ事件に巻き込まれてしまう新聞記者を描いたサスペンス。 なんだこれ、ってレベルで面白くてとても80年前の作 […]

ゼロ・ダーク・サーティ

アメリカ 2013監督 キャスリン・ビグロー脚本 マーク・ボール オサマ・ビン・ラディン殺害までの10年に渡るCIAの苦闘を、一人の女性分析官の目線を通して描いた社会派サスペンス。 公開されるや否や大きく話題になった一作ですが、それも納得の内容ですね。 そりゃアメリカ国民なら、9.11同時多発テロの […]

真実

日本/フランス 2019監督、脚本 是枝裕和 国民的大女優とその娘の確執を描いた家族ドラマ。 しかしまあ、よくぞこの内容でカトリーヌ・ドヌーヴをキャスティングできたことよなあ、と少なからず驚きました、私。 というのも、劇中の大女優ファビエンヌの大物ぶりが、現在のドヌーブの姿と重なるから、なんですけど […]

  • 2020.11.10

GORDON GILTRAP

プログレ情報誌なんかで紹介されてたりすることもあるものだから、てっきり「そういう音」なのかな?と思って聴くと、想像してた以上に「そういう音」ではなくて、いささか戸惑ったりもするミュージシャン。 ちなみにGORDON GILTRAPとはバンド名ではなく、ギタリスト個人のフルネーム。 いうなればソロアル […]

  • 2020.11.09

GONG

世界中に信奉者の存在する、長い歴史を持つバンドですが、私が聴いたのはこの1枚、Angels Egg(1974)だけ。 Radio Gnome Invisible三部作の2作目、という位置づけらしいんですが、購入当時はよもや三部作だったなどとはつゆ知らず、なにげに1曲目を聴いた段階で付帯するアルバム情 […]

  • 2020.11.08

GNIDROLOG

つい最近まで80年代のバンドだと勝手に思い込んでました。 というのも、びっくりするぐらいギターの音色がヘヴィだったから、なんです。 この時代にしちゃあ桁外れの轟音だったんじゃないか?という気がしますね。 楽曲の場面によっては、同時期に活動してたブラック・サバスのギターサウンドより重く感じられるシーン […]

  • 2020.11.05

サイレント・ウォーター

スウェーデン/ノルウェー/ベルギー 2020監督、脚本 ヨアキム・ヘデーン 深海30メートルの海底で、岩に挟まれ身動きとれなくなった妹をなんとか助けようとする姉のしゃにむな努力を描いたパニックスリラー。 ありがちなシチュエーションものかな?と思いきや、これがなかなか良く出来てまして。 まず私が感心し […]

  • 2020.11.04

GILGAMESH

いわゆるカンタベリー系ジャズ・ロック。 私が聴いたのは1stアルバムであるGilgamesh(1975)だけなんですけど、これがなぜだかしらねど不思議に気持ちよくて。 ロックファンが希求するものは恐ろしく薄味でしか存在しない、と思うんですよ。 例によってクールで盛り上がりませんし。 でも、意図的にロ […]

  • 2020.11.03

GENTLE GIANT

ぶっちゃけ、これ、どうしたらいいんでしょう、って音だと思います。 世界中に伝播した数あるプログレバンドの音楽性って、少数の特異なアルバムを除けば、ほとんどがイエスかクリムゾン、ELP、ないしはジェネシス、フロイドの影響下にあると思うんですよ。 地域性はあるにせよ、何にも似ていない独立系統のプログレっ […]

テルアビブ・オン・ファイア

ルクセンブルグ/フランス/ベルギー/イスラエル 2018監督 サメフ・ゾアビ脚本 サメフ・ゾアビ、ダン・クラインマン イスラエルで大人気のテレビドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」の脚本家に抜擢された主人公の予期せぬドタバタを描いたコメディ。 さて、なぜ主人公がドタバタしちゃってるのかというと、全く […]

  • 2020.11.01

LOVE

フランス/ベルギー 2015監督、脚本 ギャスパー・ノエ どこにでもいそうなモラトリアムなカップルの、出会いから別れまでを露骨かつ赤裸々に綴った恋愛ドラマ。 何が露骨かというと、そりゃギャスパー・ノエですんで。 オープニングからいきなりモロ出しのベッドシーン。 これまでのノエの作品って、モザイクが入 […]

  • 2020.10.30

FUSION ORCHESTRA

テクニカルに緻密なアンサンブルを聴かせつつも、長尺の曲では変幻自在にジャズやブルースロックを行き来し、ハードロック的な突進力も併せ持つ文句なしの1枚。 楽曲構成面での落差の大きさや、ボーダレスにやりたい放題な作風に最初はとまどうかもしれませんが、珍妙に感じるギリギリのラインで破綻していないのがお見事 […]

  • 2020.10.30

FRUUPP

野暮ったさでは1、2を争うシンフォニックロックバンドじゃないかと思いますね。 私が聴いたのは3rdであるThe Prince Of Heaven’s Eyes(1974)と4thであり最終作であるModern Masquerades(1975)だけなんですけど、なによりもまずギターのフレ […]

  • 2020.10.29

FOREST

プログレというよりはブリティッシュ・フォークかと思うんですが、バイオリンやらチェロやらハープシーコードやらピアノやらあれこれ放り込んで試行錯誤してるのがいかにも時代であり、プログレ的、と言えなくはないかも。 私が聴いたのは70年発表のFull Circleだけなんですけど、おや、思ったより悪くない、 […]

  • 2020.10.29

FIELDS

元RARE BIRDのキーボード奏者、グレアム・フィールドが結成したバンド。 鍵盤メインのキーボードロックなんですけど、これが殊の外良い。 どちらかと言うと実験性や派手なインタープレイが目立つタイプではなく、正統派なブリティッシュロックといった印象なんですが、ツボをつくメロディ作りがやたらうまいんで […]

ウォール 絶体絶命

レバノン/フランス 2019監督、脚本 アフマド・ホセイン DVDのジャケットを見てると、戦争を題材としたシチュエーション・スリラーっぽい印象を受けますが、これ、完全に「売らんがため」の罠なんでご注意を。 詐欺とまではいいませんけどね、この作品にエンターティメントを求めると間違いなく落胆してエンドロ […]

ドッグマン

イタリア/フランス 2018監督 マッテオ・ガローネ脚本 マッテオ・ガローネ、ウーゴ・キーティ、マッシモ・ガウディオソ イタリアの寂れた海辺の街で犬のトリミングサロンを経営する気弱な男と、地元のゴロツキの腐れ縁を描いた人間ドラマ。 さて、みなさん指摘してらっしゃるのかどうかわからないんですけど、これ […]

  • 2020.10.22

ネバー・ダイ

フィリピン 2018監督、脚本 リチャード・V・サムズ 女性を主人公に据えたヒロイック・アクション。 はっきり言ってストーリーはあってないようなもの。 大金が稼げるから、とそそのかされて怪しげな倉庫に出かけたら、犯罪に加担するよう強いられ、そりゃ無理だ、と断ったら、襲われました、以上。 「なんで初対 […]

マー サイコパスの狂気の地下室

アメリカ 2019監督 テイト・テイラー脚本 スコッティ・ランデス ブラムハウス・プロダクションズ制作のスリラーで、DVDスルー作品なんですが、とりあえず副題、もうちょっとなんとかならんかったのか、と。 「サイコパスの狂気の地下室」ときて、ジャケットがおばさんのどアップで、タイトルが「MA」では、あ […]

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