• 2020.07.06

CATAPILLA

70年代の英国ロックバンドってのは、掘削の手間さえ厭わなければもう本当にとんでもないのが次から次へと無造作に野ざらしになってたりもして「いったいどれぐらい日の目を見なかったバンドが存在してんだ?!と目眩がしてくるほどだったりしますが、その一角を担うのがCATAPILLAである、と言って大きく間違いで […]

  • 2020.07.06

PET 檻の中の乙女

アメリカ/スペイン 2016監督 カルレス・トレンス脚本 ジェレミー・スレイター 孤独でもてなくて社会的地位もない保健所勤務の男が、好きになった女性を誘拐監禁して檻に閉じ込めちゃうお話。 まあ、現実でも起こりえそうな感じのプロットではありますね。 そういう意味では歪んだ世相を反映している、といえるか […]

  • 2020.07.06

手紙は憶えている

カナダ/ドイツ 2015監督 アトム・エゴヤン脚本 ベンジャミン・オーガスト アウシュビッツの生き残りである90歳のユダヤ人老年男性が、妻の死を契機に、彼の家族を惨殺したナチスのブロック長を探して復讐の旅へと出かける物語。 あらすじ読んだだけでテーマの重さに身構えてしまいそうな感じですが、作品そのも […]

  • 2020.07.06

ブレア・ウィッチ

アメリカ 2016監督 アダム・ウィンガード脚本 サイモン・バレット ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999)の正統なる続編、とのフレコミですが、正直言って前作よく覚えてません。 わざわざ見直すのも面倒だなあ、と思いつつ、まあいいか、と視聴に望んだんですが、私と似たような状況にある方、ご安心あれ。 […]

ミスシェパードをお手本に

イギリス 2015監督 ニコラス・ハイトナー原作 アラン・ベネット 小さなバンに寝泊まりし、路上生活を送る老婆と壮年の劇作家との交流を描いた作品。 なんと実話が元らしいです。 原作者であるアラン・ベネットが実際に体験したことを本にしたものだとか。 私がストーリーを追っててまず感心したのは、日本と違っ […]

キング・オブ・エジプト

アメリカ 2016監督 アレックス・プロヤス脚本 マット・サザマ、バーク・シャープレス さて、ラジー賞にノミネートされたとか、古代エジブトを史実無視で滅茶苦茶に描いてるだとか、エジプトの話なのに白人ばっかり出てて人種差別だとか、本国では酷評の嵐だった本作ですが、え?そこまで酷いかこれ?というのが正直 […]

ガール・オン・ザ・トレイン

アメリカ 2016監督 テイト・ティラー原作 ポーラ・ホーキンズ ベビーシッターを撲殺し、山中に放置した犯人を追うサスペンスなんですが、例によってキャッチコピーは結構なレベルで大げさです。 これが「初めて体験する衝撃のラスト」だったら日本の2時間テレビドラマは毎週毎週衝撃だらけで、もう誰も映画なんか […]

リボルバー

イギリス/フランス 2005監督 ガイ・リッチー脚本 ガイ・リッチー、リュック・ベッソン カジノの顔役にはめられて服役する羽目になった男のリベンジを描いた作品。 うんうんガイ・リッチーお得意の題材だね、さて今回はどう「あっ!」と言わせてくれるのか、と期待して見てたんですが1時間ほど経過した時点で確信 […]

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

アメリカ 2016監督 ギャレス・エドワーズ原案 ジョン・ノール、ゲイリー・ウィッタ さて私は、実を言うと世間の熱狂ほどスター・ウォーズに興味を持ってはいません。 スター・ウォーズの1~3作目を見たのは確か学生の頃だったと思うんですが、それもリアリタイムではなく、後追いでVHSだったので、ほお、こう […]

テイク・シェルター

アメリカ 2011監督、脚本 ジェフ・ニコルズ 繰り返し見る悪夢に強迫観念を抱き、なにがなんでも地下シェルターを作らなければならないと思い込む男とその家族を描いた作品。 圧倒的にうまかったのは、はたして男が狂っているのか、それとも彼はなにかを予知しているのか、最後の最後まで観客に悟らせないドラマ作り […]

グッバイ、サマー

フランス 2015監督、脚本 ミシェル・ゴンドリー  14歳の少年2人組が夏休みを利用して、お手製のオンボロ車で目的のない旅に出かけるお話。 ゴンドリー監督の自伝的作品らしいんですが、ほんとにこんなことやらかしたのかどうかはわかりません。 なんせ車は台座に50CCのモーターエンジンをつけた […]

ノウイング

アメリカ 2009監督 アレックス・プロヤス原案 ライン・ダグラス・ピアソン 50年前に少女が書いた数字の羅列が実は災害を予知したものだった、ってな前フリのSFサスペンス。 まあ、はっきり言っちゃうとベタです。 どこかで似たような話を読んだような?見たような?気がして仕方ない、ってのが正直なところ。 […]

渚にて

アメリカ 1959監督 スタンリー・クレイマー原作 ネビィル・シュート 第三次世界大戦後の滅びゆく世界を切々と描いた仮想SF。 さて、SFとは書きましたが、この作品には想像を超えたテクノロジーも登場しなければ、サイバーな街並みを描写した特撮映像も存在しません。 物語の時代設定は1964年なんですね。 […]

  • 2020.06.29

ダークレイン

メキシコ 2015監督、脚本 イサーク・エスバン バスの待合所に足止めを食らった男女8人を襲う、不可解な現象を描いた密室ホラー。 記録的な豪雨のせいで見知らぬ者同士がそれぞれの事情をかかえて同じ屋根の下に集う、というシチュエーションは悪くなかった、と思います。 いかにも何か起こりそうで、期待を煽るも […]

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

イギリス/アメリカ 2016監督 デヴィッド・イェーツ脚本 J・K・ローリング えー私は「ハリーポッター」シリーズに世間が騒ぐほどの関心も興味も抱けなかった人なので、この一作が本編に対してどういう位置づけにある作品で、登場人物たちが本編とどういう関わりを持っているのか等、全くわかりません。 そもそも […]

スウェプト・アウェイ

アメリカ 2002監督 ガイ・リッチー脚本 リナ・ウェルトミューラー 74年作のイタリア映画「流されて・・・」のリメイク。 主演に当時監督の嫁だったマドンナを抜擢。 とんでもなく高飛車でわがまま放題なブルジョアの婦人が、船旅の途中で接待役だった水夫と二人きりで無人島に漂着してしまったことで、それまで […]

  • 2020.06.24

悪い男

韓国 2001監督、脚本 キム・ギドク 見ず知らずのヤクザに騙されて売春宿へ売り飛ばされてしまった女と、そのヤクザ本人との、いびつで不可解な関係を描いた作品。 キム・ギドク初期の衝撃作、と言っていいでしょうね。 もうこんなシナリオ書ける監督なんて近年じゃあ彼ぐらいしか居ないんじゃないか、とすら思いま […]

  • 2020.06.24

墓標の町

1993~94初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館 <収録短編>肉色の怪墓標の町許しアイスクリームバス なんといっても出色なのはやはり表題作「墓標の町」。 息を引き取った人がその場で石柱化を始め、やがては完全な墓標となる町での怪異を描いた一遍なんですが、もちろんそんな町なんてあろうはず […]

  • 2020.06.24

ル・コルビュジエの家

アルゼンチン 2009監督 ガストン・ドゥプラット&マリアノ・コーン脚本 アンドレス・ドゥプラット 外国に限った話じゃない、日本でもおなじみな隣人トラブルを題材にした作品。 タイトルになっているル・コルビュジエってのは建築家の名前で近代建築の3大巨匠と呼ばれた人物。 主にフランスで活躍した方らしいで […]

アイ、ロボット

アメリカ 2004監督 アレックス・プロヤス原作 アイザック・アシモフ やっぱりSFはこうでなくちゃなあ、と一人頷いたのがこの作品。 もはやSFの世界では古典と言えるアシモフの原作を、脚本家やらプロヤス監督がいじくりたおして完成にこぎつけたらしいんですが、温故知新というか、リスペクトがあるというか、 […]

ある天文学者の恋文

イタリア 2016監督、脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ 亡くした恋人から届くメールや動画などの「想いの残滓」を、少しばかりのミステリで味付けした作品。 プロットは独特だった、と思います。 病気のせいで先立ってしまった老齢の男性が、残した恋人の傷心を気遣うあまり生前の綿密な計画のもと、周りの人をも巻き […]

  • 2020.06.23

ロスト・ボディ

スペイン 2012監督、脚本 オリオル・パウロ 遺体安置所から忽然と消えた死体の謎を追うサスペンス。 結論から先に書いちゃうと、決して悪くはないんです。 悪くはないんですが、引っかかる点がいくつかあって。 それが私のこの作品に対する評価をどうにも難しくさせてます。 まず一番疑問だったのは、死体が安置 […]

  • 2020.06.23

バチ当たり修道院の最期

スペイン 1983監督、脚本 ペドロ・アルモドバル つぶれかけた修道院をなんとか立て直そうとあがく5人の尼僧の、ぶっ飛んだ共同生活を描くコメディタッチの作品。 とりあえず国民の94%がカトリック教徒であるスペインで、よくぞここまで尼僧を茶化したものだな、と思います。 なんせ尼僧たちの洗礼名が肥溜尼に […]

  • 2020.06.23

首吊り気球

1993~94年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館 <収録短編>血玉樹首吊り気球あやつり屋敷 初読時、あまりの奇想とおぞましさに強烈な衝撃をうけたのが表題作「首吊り気球」。 一体何をきっかけにすれば、首を吊ろうと襲って来る気球の話なんて思いつくのか、もう本当にド肝を抜かれましたね。 […]

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