80年代

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  • 2020.09.12

メフィスト

1984年初出 三山のぼる講談社モーニングKC 全6巻 悪魔との契約によって生まれた魔女、アルマと人間の関わり合いを描いた怪異譚。 1~2巻までが長編、3~6巻までが連作短編という変則的な構成になってますが、注目すべきは2巻を費やした長編でしょうね。 なんといっても主人公が凄い。 悪魔を召喚するため […]

  • 2020.09.10

マリオネット師

1987年初出 小山田いく秋田書店チャンピオンコミックス 全11巻 学園もの青春路線でチャンピオン誌上において一時代を築いた作者が、これまでの作風から路線変更を試み、後に代表作と呼ばれるようになった作品。 さて小山田いくというとすくらっぷ・ブック(1980~)であり、ぶるうピーター(1982~)が当 […]

  • 2020.09.08

バイクメ~ン

1989年初出 望月峯太郎講談社ヤンマガKC 全4巻 作者の趣味が前面に出た作品。 テーマになってるのは1950年代のロックンロールとその文化ですけど、軽佻浮薄な80年代にエルヴィスとかリーゼントとか言われてもなかなか振り返ってくれる読者は居なかったんじゃないか?という気がしますね。 なんせ掲載誌は […]

  • 2020.09.08

バタアシ金魚

1985年初出 望月峯太郎講談社ヤンマガKC 全6巻 初読時、なんとも線が独特だなあ、とは思いましたね。 私は絵に詳しくないんで、どういう勉強をしてなんの影響をうければこういう作画になるのか、わからないんですけど、当時、こんな絵を描いてる人は居なかったことだけは確か。 漫画界のニューウェーブなんて呼 […]

  • 2020.09.05

九番目の男

1983年初出 高橋三千綱/かざま鋭二双葉社アクションコミックス 全8巻 かざま鋭二とくれば「風の大地」なわけですが、個人的には漫画アクションを長らくスポーツ漫画で支えた功労者との印象が濃いですね。 とか言いながらきちんと読んだことはこれまでなかったんですけど。 このままではいかん、ということで意を […]

  • 2020.08.23

凱羅

1986年初出 板橋しゅうほうアスキーコミックス 全4巻 もう、何事か、ってレベルで大興奮しながらむさぼるように読んだ記憶がありますね。 京都を舞台とした近未来SFなんですが、物語世界の作り込みもさることながら、独創的なデザイン性やアイディア、想像力を刺激するバイオロジカル?なシナリオともに、こりゃ […]

  • 2020.08.13

シルベスター

1989年初出 板橋しゅうほう大都社 局地地震の影響で選ばれた人間しか住めなくなった東京を舞台に「生きている金属」に操られる男たちの戦いを描いたSFアクション。 主人公の右腕が義肢、というと死霊狩り(平井和正)をつい思い出してしまう古いSFファンな私ですが、やってることはいつもの板橋アクションです。 […]

  • 2020.08.13

妖術本舗

1986年初出 板橋しゅうほう講談社モーニングKC この世あらざる怪現象を独自の呪法で丸く収める、いわゆる「祓い屋」兄弟の活躍を描いたオカルト・アクション。 割とありがちなプロットではあるんですけどね、これがもう滅法面白い。 なぜこのシリーズがたった5話で終わってしまったのか、ほんと私は理解できない […]

  • 2020.08.11

Hey!ギャモン

1984年初出 板橋しゅうほう双葉社アクションコミックス 全3巻 元軍人で、肉体をサイボーグ化された主人公ギャモンとその仲間たちの、一攫千金を夢見る冒険の日々を描いたSFアクション。 一応、ギャモンはトレジャーヒッター稼業、という設定になってまして。 インディ・ジョーンズやトゥームレイダーを想像して […]

  • 2020.08.03

アイ・シティ

1983年初出 板橋しゅうほう双葉社アクションコミックス 全2巻 作者の出世作といってもいい一作。 のちにOVA化もされ、SFファンの間では高く評価された長編ですが、広く世間の認知度を高めるまでには至らなかったのが残念な限り。 サイキックバトルもの、みたいな紹介をされることが多いですが、この作品がす […]

  • 2020.08.03

エイリアンクラッシュ

1984年初版 板橋しゅうほう潮出版社希望コミックス <収録短編>ブロークンハートエイリアンクラッシュTHE 狼奴アマゾンハウスブラディバベルランニング 近未来やら異星やらを舞台にした、SFアクションを集めた短編集。 作者お得意の分野なはずなんですが、これが何故だか冴えない。 どの短編もぱっとしない […]

  • 2020.08.01

DAVID

1986年初版 板橋しゅうほう東京三世社マイコミックス 全2巻 人類が地球以外にも居住領域を広げた宇宙時代を舞台に、アルハザード奇脳本と呼ばれる「生きている本」をめぐる駆け引きを描いたアクションSF。 なんせ宇宙ステーションで錬金術なんて単語がいきなり飛び出してくるのだから、それだけでもうSFファン […]

  • 2020.08.01

パパキングママジェット

1984年初版 板橋しゅうほう東京三世社マイコミックス 表題作を含め小編を挟んで3編で構成された短編集。 「パパキングママジェット」は作者らしいSFアドベンチャー。 オチを含めさほど突出したものはないんですが、随所でSFファンをくすぐる仕掛けがあり、ニヤリとさせられます。 「ドラマチック」は福山庸治 […]

  • 2020.07.31

THAT’S 荒神

1982~96年初出 板橋しゅうほう大都社 表題作を含めた4編で構成された短編集。 「That’s荒神」は少年キングに連載された作品らしいんですが、2回分の掲載だけで何故か終わってます。 もちろん未完。 打ちきりなのか作者の事情なのかわかりませんが、呪術的世界観を近未来に再現した好内容で、ああ、もっ […]

  • 2020.07.31

GROUND MAKER

1981~89年初出 板橋しゅうほう集英社ジャンプスーパーエース 第21回手塚賞に準入選した「ラッキールートへランナウェイ」を含む短編集。 およそ10年に及ぶ間に発表された短編が収録されているので、作品ごとに大きく絵柄や作風が違うし、特に「ラッキールート~」なんて別人か、と思えるようなタッチなんです […]

  • 2020.07.31

セブンブリッジ

1986年初版 板橋しゅうほう潮出版社希望コミックス 全7巻 あまりにも漫画好きの口の端にのぼることが少なくて悲しい限りなんですが、80年代のSFファンタジー、冒険SFの中でも確実に3本の指に数えられる傑作、と私が確信しているのがこの一作。 なぜ板橋しゅうほうがそれほどメジャーになることもなくマニア […]

  • 2020.06.18

地下室

1989年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館 <収録短編>地下室首幻想シナリオどおりの恋リ・アニメーターの剣写真 「富江」シリーズが2作と「押切異談」シリーズの第1作目を収録。 まだ絵柄は安定してませんが、富江はとどまるところをしらずどんどん怪物化してます。 どこまでいくんだこれ、っ […]

  • 2020.06.16

屋根裏の長い髪

1987~88年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館 <収録短編>富江富江part2顔泥棒バイオハウス睡魔の部屋悪魔の論理屋根裏の長い髪 楳図かずお以降、目立った変革のなかった日本のホラー漫画界に新風を吹き込んだ天才伊藤潤二の、おそらく最初期の短編集。 絵柄は安定してないし、舌を巻く奇 […]

  • 2020.06.15

雲盗り暫平

1983年初出 さいとうたかをリイド社 1~2巻(全34巻) 俺に盗めぬものはない、と豪語する元公儀御庭番だった盗賊の活躍を描いた時代劇。 まあ、簡単に言っちゃうなら江戸版ルパン三世(テレビアニメ)です。 適度にゆるく、お色気ありの、つっこみどころだらけなのがよく似てる。 主人公がどこか三枚目半なキ […]

  • 2020.06.02

惨劇館

1987年初出 御茶漬海苔講談社漫画文庫 全3巻 80年代に創刊された少女向けホラー専門誌「ハロウィン」に、長きに渡って連載された、作者の代表作と言ってもいいシリーズ。 連作短編です。 全話ホラーであるということ以外、各話に共通する設定等ありません。 当時は朝日ソノラマから全10巻で刊行されていたの […]

  • 2020.05.26

魔神伝

1986年初版 来留間慎一徳間書店リュウコミックス 全2巻 厳密にはタイトルは「神」の下に「人」を組み合わせて魔「じん」伝と読ませるんですが、そんな字は存在しません。 まあ、やりたかったことはわからなくはないです。 しかしペンネームの慎一が魔獣戦線の主人公、慎一からとったものだとは調べてみるまで気づ […]

  • 2020.05.24

私の赤ちゃん

1982年初版 弘兼憲史双葉社アクションコミックス <収録短編>私の赤ちゃん指定席空からU・S・O闇の声夢のコレクションいなかった恐竜白い神々私の1000平米リバーシブル冬の眠り 「島耕作」シリーズ、「黄昏流星群」で名を馳せる当代きっての人気漫画家、弘兼憲史の短編集。 実はこの人、私の趣味、嗜好から […]

  • 2020.05.22

おともだち

1983年初版 高野文子綺譚社 <収録短編>盛子さまのひなまつり上海の街角で春ノ波止場デウマレタ鳥ハボビー&ハーシーディビスの計画 やはり突出しているのは「春ノ波止場デウマレタ鳥ハ」でしょうね。 この中編の美しさ、躍動感、叙情性はただごとではないです。 御大手塚治虫の薫陶を礎に宮崎駿の美意識に迫ろう […]

  • 2020.05.21

絶対安全剃刀

1982年初版 高野文子白泉社 <収録短編>たあたあたあと遠くで銃の鳴く声がする花はい-背すじをのばしてワタシノバンデス絶対安全剃刀1+1+1=0おすわりあそべふとん方南町経由新宿駅西口京王百貨店前行田辺のつるアネサとオジあぜみちロードにセクシーねえちゃんうらがえしの黒い猫午前10:00の家鴨早道節 […]

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