80年代

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  • 2020.06.18

地下室

1989年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館 <収録短編>地下室首幻想シナリオどおりの恋リ・アニメーターの剣写真 「富江」シリーズが2作と「押切異談」シリーズの第1作目を収録。 まだ絵柄は安定してませんが、富江はとどまるところをしらずどんどん怪物化してます。 どこまでいくんだこれ、っ […]

  • 2020.06.16

屋根裏の長い髪

1987~88年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館 <収録短編>富江富江part2顔泥棒バイオハウス睡魔の部屋悪魔の論理屋根裏の長い髪 楳図かずお以降、目立った変革のなかった日本のホラー漫画界に新風を吹き込んだ天才伊藤潤二の、おそらく最初期の短編集。 絵柄は安定してないし、舌を巻く奇 […]

  • 2020.06.15

雲盗り暫平

1983年初出 さいとうたかをリイド社 1~2巻(全34巻) 俺に盗めぬものはない、と豪語する元公儀御庭番だった盗賊の活躍を描いた時代劇。 まあ、簡単に言っちゃうなら江戸版ルパン三世(テレビアニメ)です。 適度にゆるく、お色気ありの、つっこみどころだらけなのがよく似てる。 主人公がどこか三枚目半なキ […]

  • 2020.06.02

惨劇館

1987年初出 御茶漬海苔講談社漫画文庫 全3巻 80年代に創刊された少女向けホラー専門誌「ハロウィン」に、長きに渡って連載された、作者の代表作と言ってもいいシリーズ。 連作短編です。 全話ホラーであるということ以外、各話に共通する設定等ありません。 当時は朝日ソノラマから全10巻で刊行されていたの […]

  • 2020.05.26

魔神伝

1986年初版 来留間慎一徳間書店リュウコミックス 全2巻 厳密にはタイトルは「神」の下に「人」を組み合わせて魔「じん」伝と読ませるんですが、そんな字は存在しません。 まあ、やりたかったことはわからなくはないです。 しかしペンネームの慎一が魔獣戦線の主人公、慎一からとったものだとは調べてみるまで気づ […]

  • 2020.05.24

私の赤ちゃん

1982年初版 弘兼憲史双葉社アクションコミックス <収録短編>私の赤ちゃん指定席空からU・S・O闇の声夢のコレクションいなかった恐竜白い神々私の1000平米リバーシブル冬の眠り 「島耕作」シリーズ、「黄昏流星群」で名を馳せる当代きっての人気漫画家、弘兼憲史の短編集。 実はこの人、私の趣味、嗜好から […]

  • 2020.05.22

おともだち

1983年初版 高野文子綺譚社 <収録短編>盛子さまのひなまつり上海の街角で春ノ波止場デウマレタ鳥ハボビー&ハーシーディビスの計画 やはり突出しているのは「春ノ波止場デウマレタ鳥ハ」でしょうね。 この中編の美しさ、躍動感、叙情性はただごとではないです。 御大手塚治虫の薫陶を礎に宮崎駿の美意識に迫ろう […]

  • 2020.05.21

絶対安全剃刀

1982年初版 高野文子白泉社 <収録短編>たあたあたあと遠くで銃の鳴く声がする花はい-背すじをのばしてワタシノバンデス絶対安全剃刀1+1+1=0おすわりあそべふとん方南町経由新宿駅西口京王百貨店前行田辺のつるアネサとオジあぜみちロードにセクシーねえちゃんうらがえしの黒い猫午前10:00の家鴨早道節 […]

  • 2020.05.21

仮面ライダーBlack

1987年初出 石ノ森章太郎小学館サンデーコミックス 全6巻 企画ものだったのか、漫画が先行しているのかはわからないんですが、テレビドラマシリーズとはまるで趣を異にする独特な内容であるのは確か。 単純にヒーローもの、と言うよりは、異形へと改造された青年のやむにやまれぬ戦いを描いている、と言った感じ。 […]

  • 2020.05.14

やどかり

1982年初版 篠原とおる小学館ビッグコミックス 1~2巻(全14巻) 女性弁護士、志摩律子の活躍を描いた犯罪ドラマ。 いかにもビッグコミックに掲載されそうな作品だなあ、というのが第一印象。 良く言えばしっとりと人情ドラマ、悪く言えば毒にも薬にもならない。  私が最大の難点だと思ったのは主 […]

  • 2020.05.14

狩人蜂

1981年初版 篠原とおる小学館ビッグコミックス 1~2巻(全3巻) 篠原とおるの作品を逐一追っていたわけではないので断言は出来ないんですが、おそらく作者はさそりのヒットによって、男も太刀打ちできぬスーパーレディを主人公にした漫画を描き続けることを宿命付けられてしまったのだろうと思います。 それが作 […]

  • 2020.05.12

ぶらっとバニー

1980年初出 吾妻ひでお徳間書店リュウコミックス 1巻(全2巻) 異次元?の妄想管理局に勤めるウサギが現実世界の人間の妄想を実体化して上へ下への大騒ぎ、ってな内容のドタバタSFギャグなんですが、設定が雑すぎてどこを楽しめばいいのかよくわからない困った一作。 多分、作者は藤子先生お得意のホームコメデ […]

  • 2020.05.11

ハナコ月記

1988年初出 吉田秋生筑摩書房 初読時はこれ、吉田秋生のエッセイで自分のことを描いているのだ、と私は思い込み、なんてあけすけで大胆な漫画家か、と感嘆したんですが、一応創作みたいですね。 一応ね。 本当のところは知りません。 吉田作品に通底するディフォルメのない男性像、恋愛観はエッセイ風であってすら […]

  • 2020.05.11

櫻の園

1985年初出 吉田秋生白泉社ジェッツコミックス 80年代の女子高校生の日常を吉田秋生らしいあけすけで飾らないタッチで描いた連作短編集。 確か映画化もされましたね。 5、6人いるメインの登場人物が各話ごとに主人公になる形式が独特ですが、やってることはいつもの吉田秋生です。 等身大にリアルで、過剰に飾 […]

  • 2020.05.11

サイレントメビウス

1988年初出 麻宮騎亜角川書店コンプコミックス 1~3巻(全14巻) 異世界から侵入してくる妖魔に物理的に対抗する組織として設立されたAMPの活躍を描く近未来SFアクション。 いかにも80年代な作品。 でもって非常にアニメっぽい。 まだ見ぬアニメを自分のマンガで表現した、とでもいいますか。 後に実 […]

  • 2020.05.10

BANANA FISH

1985年初出 吉田秋生小学館フラワーコミックス 全19巻 アニメにもなったヒット作ですが、私が吉田秋生を読まなくなるきっかけとなったのが実はこの作品でして。 出来が悪いとか、面白くないというわけじゃないんですけどね、あ、作風を変えてきた、と思ったんです、当時。 少女漫画の流儀でリアルな男性像を描く […]

  • 2020.05.10

吉祥天女

1983年初出 吉田秋生小学館フラワーコミックス 全4巻 吉田秋生の作風からするとこりゃ異色作では?と思うんですが、なぜか世間的な評価は高く、ドラマ化、映画化されてたりしますね。 山林王の孫娘として特殊な環境に生まれた主人公小夜子が、彼女の相続する財産と地位に群がる男どもを知略と美貌でかどわかし、一 […]

  • 2020.05.08

河よりも長くゆるやかに

1983年初出 吉田秋生小学館プチフラワーコミックス 全2巻 吉田秋生が実は男だ、とか元風俗嬢だ、などと流言飛語が飛んだのは本作発表後だったように思います。 それほどこのマンガは男子高校生というどうしようもない生き物の生態に関してどこまでもリアルだった。 女性読者より、むしろ男性読者の共感を多く得た […]

  • 2020.05.07

宇宙家族カールビンソン

1985年初出 あさりよしとお徳間書店少年キャプテンコミックス 全13巻 作者の初長編。 タイトルは言わずと知れた宇宙家族ロビンソンのもじり。 掲載紙少年キャプテンの廃刊により、未完のまま終了しているんですが、なんでこれが未完なんだ、と怒りたくなるぐらい良くできた内容で後追いの身としては本当に驚かさ […]

  • 2020.05.07

中空知防衛軍

1985年初出 あさりよしとお徳間書店アニメージュコミックス 女子高生二人組が町内規模で侵略者と巨大ロボで戦うドタバタSFコメディ。 80年代の少年サンデーに載ってそうな内容ですが、さてこれが早かったのか遅かったのか、きちんと検証したことがないのでわかりません。 とりあえず、ああガンダム大好きなんだ […]

  • 2020.05.07

あさりよしとお短編集

1980~87年初出徳間書店アニメージュコミックス <収録短編>白頭巾それ行け宇宙パトロール魔黒州城木星ピケットラインムーンチャイルド砂漠の魔王宇宙刑事バスターたたかう自衛官アンドロイドは電気クラゲの夢を見るかゾンビの7人ゾンビの用心棒地上最大の恩返しためにならないプラモ製作基礎講座 正直たあいのな […]

  • 2020.05.06

Jドール

1981年初版 望月三起也少年画報社 現場に日本人形の栞を残すことからドールと呼ばれる日本人の殺し屋の、海外での活躍を描いたガン・アクション。 日本の秘密機関のスパイ、というのがその正体なんですが、自分から進んで裏稼業に手を染めているわけではなく、諜報組織のトップに弱みを握られてやむなく、という設定 […]

  • 2020.05.06

ゴドレイの恋人

1988年初版 森脇真末味新書館ペパームーンコミックス 作者があとがきで妖怪マンガ、と書いておられますが、言い得て妙。 腹の中が亜空間とつながってるヘソのない人気作家ゴドレイと、ゴドレイに翻弄されるロイとのドタバタを描いた連作シリーズ。 森脇真末味お得意のパターンで定番のやり口、と言われればその通り […]

  • 2020.05.06

BLUE MOON

1986年初出 森脇真末味小学館プチフラワーコミックス 全5巻 戸籍のない双子の兄弟、英一と英二の放浪生活を描いた連作長編。 世渡りはうまいがアウトローでゆがんだ性格の兄英一と、常識人だが兄に依存する弟との成長物語、とでも言えばよいか。 実は個人的にはあまり好きでないシリーズ。 いかにも作者らしい題 […]

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