ふしぎな少年

1961年初出 手塚治虫 異次元をくぐり抜けたことが原因で時間を止める能力を持った少年、サブタンの冒険を描いた物語。 テレビドラマ化され「時間よ、止まれ」のセリフが流行したらしいんですが、全く知りません。 年配の方はご記憶されてるんでしょう...

ゼロ・グラビティ

アメリカ 2013監督 アルフォンソ・キュアロン脚本 アルフォンソ・キュアロン、ホナス・キュアロン あちこちで言われてますがもうね、映像は凄いんです。 地球を周回するスペースシャトルが舞台となる作品なんですが、ここまで宇宙空間の絶対温度3K...

ナンバー7

1961年初出 手塚治虫 後付けなカテゴライズをするなら大枠で戦隊もの。 人類が住めなくなるほど汚染された地球をいつか住めるようになる日まで、宇宙人の魔の手から護る7人の地球防衛隊の話。 いきなり地球規模で水爆戦が起こり、強制的にコールドス...

冒険放送局

1960年初出 手塚治虫 小学館の学習誌、小学4年生に掲載された幼年向け漫画。 ドラえもんでいうところの「もしもボックス」をストーリーの核に持ってきた作品ですが、はっきり言って破綻してます。 何が描きたかったんだ先生?って感じ。 いくら幼年...

孫文の義士団

中国/香港 2009監督 テディ・チャン脚本 チュン・ティンナム、グオ・ジュンリ、ジェームズ・ユエン、ウー・ビン さて、ドニーイェン主演、と堂々と書かれていますが、これ、大嘘です。 ドニーは物語中盤から出てくる共演者の1人に過ぎません。 群...

キャプテンKEN

1960年初出 手塚治虫 未来の火星を舞台にしたSF大作。 人類が火星に入植して、先住民である火星人を使役して繁栄を築き上げている、と言う設定の物語なんですが、マカロニウエスタン風な味付けがなされており、異色作、と言えるかも知れません。 人...

魔神ガロン

1959年初出 手塚治虫 宇宙から降ってきた巨大人型生物兵器をめぐっての騒動を描いたSF大作。 雛形は鉄人28号か。 このころの巨大人型ロボといえば必ず少年がコントロール、と言う不文律があったように思いますが、本作も御多分にもれず。 その少...

情婦マノン

フランス 1948監督 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー脚本 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー、ミシェル・フェリ 40年代のパリを舞台に、優雅で華やかな暮らしを望むマノンと、マノンに翻弄される夫ロベールを描いた異色の愛憎劇。 私が最初に驚かされ...

新・ドラゴン危機一発

香港 1995監督 ドニー・イェン脚本 サンポーグループ ドニーイェンが「ドラゴン危機一発97」に次いで監督を務めた作品。 この作品以外にも「COOL」で監督を務めていますが、以降はアクション監督に徹しているようです。 そのせいかどうかはわ...

刺さった男

スペイン 2012監督 アレックス・デ・ラ・イグレシア脚本 ランディ・フェルトマン プロットは非常におもしろかった、と思うんです。 転落事故の結果、頭に鉄の棒が突き刺さったものの、刺さりどころがよかったのかなぜか意識は明晰なまま、ただし、大...

0マン

1959年初出 手塚治虫 リスから進化したという設定の亜人種0マンと人類の、地球の支配権を巡る攻防を描いたSF巨編。 人間に拾われ、はからずも田手上博士と心を通わせる結果となった0マンリッキーは自分の種族と人類の間で板挟みとなって苦しむが・...

虹のプレリュード

1958~75年初出 手塚治虫 主に少女雑誌に掲載された作品を集めた短編集。 表題作が一番読み応えがあるか、と思われますが、ロシアに占領される直前のポーランドにおける女性ピアノ奏者のストーリーゆえ短編で料理するにはなにかとテーマが重厚で大風...

スーパー太平記

1958年初出 手塚治虫 未来から江戸時代にやってきた家族がタイムマシンの誤作動で子供だけを江戸時代に置き去りにする羽目になるが、子供は偶然にもスリに身をやつす女に拾われて・・という物語。 いわゆるタイムスリップものですね。 おもしろくなり...

ランド・オブ・ザ・デッド

アメリカ/カナダ/フランス 2005監督、脚本 ジョージ・A・ロメロ ゾンビ映画の生みの親、ロメロが「死霊のえじき」以来20年ぶりに取り組んだ新作ゾンビものですが、残念ながら私はダメでした。 ものすごい期待はあったんですけどね。 無数に分裂...

フィルムは生きている

1958年初出 手塚治虫 アニメーションを作ることを夢見る主人公がいろんな障害にも負けずに自分のアニメを作り上げるまでを描いた青春ドラマ。 当時、虫プロで日本初のテレビアニメに挑んでいた先生の心情も大いに反映されての作品だと思われますが、こ...

雑巾と宝石

1957年初出 手塚治虫 小説サロンに連載された作品。 追突のショックでブスから美人へと変貌する主人公のドタバタを描いた大人向けラブコメディ。 たあいないといえばたあいないのだけれど、これがもうほんとうにかわいらしい作品で。 先生らしからぬ...

ひょうたん駒子

1957年初出 手塚治虫 今はなき娯楽誌、平凡に連載された大人向け漫画。 とはいえ劇画登場以前の作品ですんで、読者層を意識したハードな筆致や描写はありません。 後の「フースケ」あたりの作品と同系統の作風。 南極からやってきたオングル族の娘が...

マーターズ

フランス/カナダ 2007監督、脚本 パスカル・ロジェ 2015年、アメリカでリメイクされましたがこちらがオリジナル。ただゴアなだけ、ただただスプラッターなだけのホラー映画は私の場合、一周まわって逆に退屈なんで、実は長い間この作品、敬遠して...

トールマン

アメリカ/カナダ/フランス 2012監督、脚本 パスカル・ロジェ 非常に難しいことに挑戦してる作品だと思います。その心意気は買いたい、と思う。見ていて、ありきたりのものは作らない、という志はしっかり伝わってきましたし。ただ、意気込みとは裏腹...

MOTHER マザー

フランス 2004監督、脚本 パスカル・ロジェ これは難解と呼ぶべきなのか、未熟と言うべきなのか。なんとも判断に困るロジェ監督の劇場デビュー作。中盤ぐらいまでの印象としては、孤児院を舞台にした幽霊屋敷ものなのかな、ってな感じなんです。特に珍...

プロメア

日本 2019監督 今石洋之脚本 中島かずき 「天元突破グレンラガン」や「キルラキル」が人気を博した今石&中島コンビによる劇場アニメ。 ・・・って、すまん、全く知らない・・・。 なんせ最後に見たTVアニメはエヴァンゲリオンだからなあ・・。 ...

死霊のえじき

アメリカ 1985監督、脚本 ジョージ・A・ロメロ ロメロによるゾンビ3部作の第3弾。 地球全土がゾンビで覆い尽くされた近未来、巨大な地下墓地で生き延びるべく葛藤する軍関係者と科学者達の姿を描いた作品。 1作目から共通するキャラとか1人も出...

ライオンブックス

1956~72年初出 手塚治虫講談社全集 全7巻 初期の作品はおもしろブックの別冊に月一で掲載された連作短編、その他は少年ジャンプに掲載された短編を集めたもの。 ライオンブックスの命名は当時の集英社の編集長によるもので、SFを意識して描かれ...

SFミックス

1956~61年初出 手塚治虫 主に当時の少年サンデーや冒険王に掲載された短編を集めたものですが、これが意外によくできていてビックリ。 特に講談社全集版1巻に収録された短編はどれもSFマインドにあふれていてストーリーにフックがあり、発表年代...