80年代ブライアン・デ・パルマ 殺しのドレス アメリカ 1980監督、脚本 ブライアン・デ・パルマ いきなりオープニングは奥様のシャワーシーン。 なんのポルノか、といいたくなるような舐めるようなカメラの動きがらしいというか、狙ってるというか。 私がおおっ、っと思ったのは奥様が美術館で落... 2020.03.03 80年代ブライアン・デ・パルマ
オススメの一作2010年ドニー・イェン イップマン 葉問 香港 2010監督 ウィルソン・イップ脚本 エドモンド・ウォン ドニーイェン主演のイップマン序章の続編なんですが、これまた前作に引き続き素晴らしい出来。 ドニーの抑えた演技も変わらず見事なんですが、敵役としてサモハン・キン・ポーが出演してい... 2020.03.03 オススメの一作2010年ドニー・イェン
60年代ロマン・ポランスキー 水の中のナイフ ポーランド 1962監督 ロマン・ポランスキー脚本 ロマン・ポランスキー、イェジー・スコリモフスキ、ヤクブ・ゴールドベルク どことなく倦怠感漂う夫婦と、ヒッチハイクで拾った青年3人の、ヨットでの一夜を描いた心理劇。 独特な作品だなあ、という... 2020.03.03 60年代ロマン・ポランスキー
60年代手塚治虫 サスピション 1968~82年初出 手塚治虫 主に青年誌に掲載された短編を集めた一冊。 サスペンス/スリラー系の作品が多いんですが、どれも総じて出来はいいように思います。 この本に収録されているほかの作品とは若干毛並みが違うんですが、「山の彼方の空紅く」... 2020.03.03 60年代手塚治虫
60年代手塚治虫 ブルンガ一世 1968年初版 手塚治虫 手塚作品では過去なんどか登場したテーマ「突然自分の手に余るような超兵器、超常能力を得たらどうするべきなのか」を下敷きに、ファウストをからませて怪獣漫画に仕立て上げたのが本作、といったところでしょうか。 あとがきで「... 2020.03.03 60年代手塚治虫
60年代手塚治虫 上へ下へのジレッタ 1968年初出 手塚治虫 今はなき漫画サンデーに連載された大人向け長編。 飯を食わないと絶世の美女に人相が変わるヒロインを、なんとか芸能界に売り出そうとする主人公のドタバタ奮闘記、といった按配の物語なんですが、途中からストーリーは、突然「ジ... 2020.03.03 60年代手塚治虫
2011年 キャビン アメリカ 2011監督 ドリュー・ゴダート脚本 ドリュー・ゴダート、ジョス・ウェドン アメリカンホラーの黄金律「阿呆な若者のグループが人里はなれた山荘で乱痴気騒ぎの末、皆殺し」を逆手にとって、あっといわせたのが本作。 いわゆる、定番の導入部... 2020.03.03 2011年
2017年 IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。 アメリカ 2017監督 アンディ・ムスキエティ原作 スティーブン・キング なるほど、こうきたか、と。キングの原作は読んでないんでわからないんですが、キングが小説でやりたかったことに近い出来なのでは、と私は思ったりしました。特筆すべきは「怖さ... 2020.03.02 2017年
2011年 サプライズ アメリカ 2011監督 アダム・ウィンガード脚本 サイモン・バレット まあその、作品のキャッチコピーに騙された、というか、勝手な先入観を一方的に抱いてしまった、というのはあるんです。 だって、 始まりは、二階の寝室。一匹目は、ヒツジ。 二匹... 2020.03.01 2011年
60年代手塚治虫 グランドール 1968年初出 手塚治虫 人間そっくりの人形をばらまいて地球を支配しようとする異星人のたくらみを描いた侵略SF。 なんとなくボディスナッチャー/恐怖の街を思いだしたりもするありがちなプロットではあるんですが、異星人のあやつり人形相手に孤軍奮... 2020.03.01 60年代手塚治虫
2013年 ワールド・ウォーZ アメリカ 2013監督 マーク・フォースター原作 マックス・ブルックス 一見、ゾンビ映画でディストピアな未来を描いた作品なのかな、と先入観を抱きがちですが、実はこれパンデミックを描いた作品だったりします。 どちらかといえばアンドロメダ・・・... 2020.03.01 2013年
60年代手塚治虫 地球を呑む 1968年初出 手塚治虫 なんとなくプロットが小池一夫風だなあ、とか思ったりも。 たった1家族の復讐心が世界をひっくり返す、という無謀な設定が悪い意味で漫画的で、どうにも作品にはいり込みにくい、というのはありますね。 何故か途中で世界観を同... 2020.03.01 60年代手塚治虫
オススメの一作0年代ドニー・イェン イップマン 序章 香港 2008監督 ウィルソン・イップ脚本 エドモンド・ウォン ブルースリーの師匠でもある詠春拳の達人、イップマンの激動の人生を描いた作品。 なんとなく気にはなっていたんですが、それほど熱心なファン、と言うわけではなかったドニーイェンを、こ... 2020.03.01 オススメの一作0年代ドニー・イェン
オススメの一作!60年代手塚治虫 ノーマン 1968年初出 手塚治虫 本作、隠れた手塚少年SFの傑作では、思う次第。 特異な能力を持つ少年達が宇宙人の侵略から月を守るため、タイムスリップする物語なんですが、プロットの独特さといい、スケールの大きさといい、そのアイディアの豊かさには目を... 2020.03.01 オススメの一作!60年代手塚治虫
60年代手塚治虫 時計仕掛けのりんご 1968~73年初出 手塚治虫 タイトルは、かの有名なキューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」のもじりなわけですが、内容は直接関係があるわけではありません。 主に青年誌に掲載されたSF、サスペンス系の短編を集めたもの。 秀作揃いです。 孤立... 2020.03.01 60年代手塚治虫
2014年 ホビット 決戦のゆくえ アメリカ/ニュージーランド 2014監督 ピーター・ジャクソン脚本 フラン・ウォルシュ、ピーター・ボウエン、ピーター・ジャクソン、ギレルモ・デル・トロ なんだかんだいってやっぱり最高品質のファンタジーだよなあ、と思うわけです。 私がこのシリ... 2020.03.01 2014年
60年代手塚治虫 空気の底 1968~70年初出 手塚治虫 プレイコミックに掲載されたホラーやミステリ、SFっぽい味つけの短編を集めた一冊。 総じて暗い。 中には猟奇的と思われるものもありますが、「うろこが崎」や「夜の声」「ロバンナよ」は先生らしい秀作だと思います。 ... 2020.03.01 60年代手塚治虫
2019年アレクサンドル・アジャ クロール-凶暴領域- アメリカ 2019監督 アレクサンドル・アジャ脚本 マイケル・ラスムッセン、ショーン・ラスムッセン 巨大ハリケーンに見舞われたフロリダで、洪水とともにやってきたワニと格闘する羽目になる父娘を描いたサバイバルスリラー。 いわゆる「ジャンル映画... 2020.02.26 2019年アレクサンドル・アジャ
60年代手塚治虫 すっぽん物語 1966年~75年初出 手塚治虫 各誌に掲載された大人向け漫画の短編を集めたもの。 主にナンセンスコメディーが多いです。 特にこれといって突出した作品もないんですが、ばかばかしさに良い気晴らしにはなります。 秋竜山とか、あの手の路線です。 ... 2020.02.27 60年代手塚治虫
2013年 西遊記~はじまりのはじまり~ 中国 2013監督 チャウ・シンチー さしずめハリウッド風に言うなら、西遊記ビギニング、といったところでしょうか。 チャウシンチーの作品ですんで、多くの人が期待するのは「少林サッカー」であり「カンフーハッスル」のような、ありえねー香港アクシ... 2020.02.27 2013年
オススメの一作!60年代手塚治虫 どろろ 1967年初出 手塚治虫 魔物に呪われたせいで体の48カ所を欠損した状態で生まれた百鬼丸の、魔物退治の旅を描いた異色の時代劇アクション。 なぜかタイトルは旅のパートナーであるどろろの名を冠してあるんですが、そのあたりの意図は不明。 少年サン... 2020.02.27 オススメの一作!60年代手塚治虫
60年代手塚治虫 人間ども集まれ 1967年初出 手塚治虫 漫画サンデーに掲載された青年向きの作品。 「第三の性」をもつ人間を産み出すことの出来る主人公、太平の精子に着目した黒主は、太平を拘束して独立国家設立やら戦争ショーやらに本人を無理矢理巻き込むが、やがて反乱がおこり・... 2020.02.27 60年代手塚治虫
90年代ジャン・ピエール=ジュネ ロスト・チルドレン フランス 1995監督 ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ脚本 ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ、ジル・アドリアン 前作、デリカテッセンで描ききれなかったアパートの外の世界をそのまま映像化したような感じですが、本作の舞台がデリ... 2020.02.27 90年代ジャン・ピエール=ジュネ
70年代ジョン・カーペンター ハロウィン アメリカ 1978監督 ジョン・カーペンター脚本 ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル ジョン・カーペンターの出世作であり、いわゆるアメリカンホラーにおける「不死身の殺人鬼もの」の原点となった作品。 13日の金曜日のジェイソンもエルム街の悪夢... 2020.02.27 70年代ジョン・カーペンター