2019年

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真実

日本/フランス 2019監督、脚本 是枝裕和 国民的大女優とその娘の確執を描いた家族ドラマ。 しかしまあ、よくぞこの内容でカトリーヌ・ドヌーヴをキャスティングできたことよなあ、と少なからず驚きました、私。 というのも、劇中の大女優ファビエンヌの大物ぶりが、現在のドヌーブの姿と重なるから、なんですけど […]

ウォール 絶体絶命

レバノン/フランス 2019監督、脚本 アフマド・ホセイン DVDのジャケットを見てると、戦争を題材としたシチュエーション・スリラーっぽい印象を受けますが、これ、完全に「売らんがため」の罠なんでご注意を。 詐欺とまではいいませんけどね、この作品にエンターティメントを求めると間違いなく落胆してエンドロ […]

マー サイコパスの狂気の地下室

アメリカ 2019監督 テイト・テイラー脚本 スコッティ・ランデス ブラムハウス・プロダクションズ制作のスリラーで、DVDスルー作品なんですが、とりあえず副題、もうちょっとなんとかならんかったのか、と。 「サイコパスの狂気の地下室」ときて、ジャケットがおばさんのどアップで、タイトルが「MA」では、あ […]

1917 命をかけた伝令

イギリス/アメリカ 2019監督 サム・メンデス脚本 サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ 第一次世界大戦中の西部戦線を舞台に、将軍の命令書を携え、最前線の部隊へと伝令に走る若き二人の兵士の姿を描いた戦争ドラマ。 伝令の内容は「攻撃中止」。 実はドイツ軍が前線で待ち構えていることが航空写 […]

  • 2020.10.14

モルグ 死霊病棟

パラグアイ 2019監督、脚本 ウーゴ・カルドーソ 病院の夜間警備員を務める青年が、深夜の死体安置所で経験した恐怖を描くホラー。 低予算映画なのにも関わらず本国で異例のヒット、リメイク権の争奪戦が起こった、と聞いて手にとった1本なんですが、ま、結論から書いちゃいますと「なぜこの作品が?」って感じです […]

パラサイト 半地下の家族

韓国 2019監督 ポン・ジュノ脚本 ポン・ジュノ、ハン・チンウォン 半地下に暮らす貧乏一家が、詐欺師まがいの弁舌で裕福に暮らす社長一家に取り入り、いつしかちゃっかり全員が使用人に収まってしまう「成り代わり」を描いたブラックコメディ。 ああ、なんかこういう話って70年代ぐらいからあったなあ、と。 大 […]

  • 2020.10.11

ミッドサマー

アメリカ/スウェーデン 2019監督、脚本 アリ・アスター スウェーデン奥地のコミューンで密かに執り行われる夏至祭に、誘われて参加したアメリカ人の若者5人がひどい目に合うホラー。 内容を簡単に要約して書くと悪魔のいけにえ(1974)を嚆矢とする古き良きアメリカンホラーみたいですが、よくある定番、と切 […]

無敵のドラゴン

中国/香港 2019監督 フルーツ・チャン脚本 フルーツ・チャン、ラム・キー・トー 犯罪捜査中の思わぬ失態で恋人をなくした刑事の、再起を描いた作品。 ドラゴン×マッハ!(2015)以降、個人的に注目しているアクション俳優マックス・チャン主演作ですんで、これは見逃すわけにいくまい、と発売日に手にとった […]

ジョジョ・ラビット

ドイツ/アメリカ 2019監督、脚本 タイカ・ワイティティ ヒトラーユーゲント(ナチス青少年団)に憧れる10歳の少年が、ある日自宅にユダヤ人の少女が匿われていることを知って大慌て、さて彼はこの異常事態にどう対処していくのか?を描いたコメディ調の戦時下ドラマ。 なんせナチスドイツが大手を振って闊歩して […]

ボーダー 二つの世界

スウェーデン/デンマーク 2019監督 アリ・アッバシ原作 ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト こりゃちょっと記憶に爪痕を残す怪作だな、と思いましたね。 隠し事を嗅ぎ当てる不思議な能力を持つ女を描いたSFなんですけど、主人公のティーナ、これがもうとんでもない醜女でして。 「ブス」とか「ブサイク」だと […]

  • 2020.09.30

ウィッチクラフト 黒魔術の追跡者

アルゼンチン 2019監督 マルセロ・パエス・クベルス脚本 マティアス・カルーゾ 魔女の血をひく女が、誘拐された娘を探し出すために己の能力を全開放して執念の追跡者となるお話。 さらっとあらすじを読んだ限りでは「なるほど、そうきたか!」と思ったんですよね。 リーアム・ニーソンの過去作をあげつらえるまで […]

  • 2020.09.29

スケアリーストーリーズ 怖い本

アメリカ 2019監督 アンドレ・ウーヴレダル原作 アルヴィン・シュワルツ いわくつきの屋敷で偶然手に入れた死者の手記が、関係者に死の呪いをもたらすホラー。 身も蓋もない言い方をしますけど、なんのことはない、これファイナル・デスティネーション(2000)と物語の構造はほぼ同じです。 「手記に新たな物 […]

ファイティング・ファミリー

アメリカ 2019監督、脚本 スティーブン・マーチャント 世界最大のプロレス団体、WWEで活躍した女子プロレスラー、ペイジのデビューに至るまでのエピソードを映像化した伝記映画。 さてペイジといえば、男性選手中心のWWEにおいて添え物的扱いだったディーバ(女性レスラーたちの総称)の地位を高めた存在とし […]

ドクター・スリープ

アメリカ 2019監督 マイク・フラナガン原作 スティーブン・キング あまりにも有名なスタンリー・キューブリック監督作、シャイニング(1980)の40年後を描いた続編。 おそらくみなさんおっしゃってるんでしょうけど、無茶振りすぎる企画なのは間違いないわけで。 シャイニングといえば、もはやある種のアイ […]

ペット・セメタリー2019

アメリカ 2019監督 ケビン・コルシュ、デニス・ウッドマイヤー原作 スティーブン・キング 埋葬した動物が何故か一夜にして蘇る呪われた墓に、人間を埋めてみたら人間も蘇って大変なことになった、ってなホラー。 最初にキングの原作を映画化したのは1989年で、当時はチープだとか、B級だとか酷評も目立ったん […]

アス

アメリカ 2019監督、脚本 ジョーダン・ピール 自分とそっくり同じ顔をした人間に襲われる恐怖を描いたスリラー。 まあ、普通に考えて、ドッペルゲンガーかな?と、みなさん見通しをつけるんじゃないかな?と思うんですけど。 この作品が安易な予測を許さなかったのは、そのドッペルゲンガーとおぼしき人間が家族単 […]

ジョーカー

アメリカ 2019監督 トッド・フィリップス脚本 トッド・フィリップス、スコット・シルバー しかしまあ、それにしてもDCはとんでもない映画をラインナップに加えたものだ、と驚きましたね。 これ、ジャスティス・リーグ(2017)とかワンダー・ウーマン(2017)見る感覚で劇場行ったら腰抜かしますよ、マジ […]

ザ・ファブル

日本 2019監督 江口カン原作 南勝久 ヤングマガジン連載中の漫画を映画化した作品。 裏社会では伝説的存在である凄腕の殺し屋が、殺人を禁じられ、一般社会で普通に暮らすことを強要されるお話。 私は原作を読んでないので断言できませんが、これ、コメディのプロットだよな、と思ったんですよね。 浮世離れした […]

ポーラー 狙われた暗殺者

アメリカ/ドイツ 2019監督 ヨナス・アカーランド原作 ビクトル・サントス 引退間近の凄腕な殺し屋と、組織の暗闘を描いたガンアクション。 個人VS組織で、主人公は壮年、とくればどうしても思い出されるのがジョン・ウィック(2014)だったりしますが、まあぶっちゃけ似たような感じです。 双方ともグラフ […]

アド・アストラ

アメリカ 2019監督 ジェームズ・グレイ脚本 ジェームズ・グレイ、イーサン・グロス はるか太陽系の彼方へ、地球外生命体の探索を目的として旅立ったまま行方不明となった父親を、同じ宇宙飛行士を志した息子が探しに行く物語。 息子の向かう目的地は海王星近縁なんですけどね、これ、肉親の情とか、ヒューマニズム […]

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

アメリカ 2019監督、脚本 クエンティン・タランティーノ シャロン・テート殺害事件を題材に、シャロンの隣人である落ち目の俳優とそのスタントマンを描いた60年代ハリウッドの内幕劇。 さて、私はタランティーノを「映画における自分の語り口を確立した人」と思ってて。 これを以前「芸」と書いたんですけど。 […]

Diner ダイナー

日本 2019監督 蜷川実花原作 平山夢明 殺し屋専門の会員制ダイナー(レストラン)に売り飛ばされた女と、店主であるコックを描いた裏社会ドラマ。 さて私は、原作を数年前に読んでて、平山夢明がこんな小説を書くのか!と唸らされたクチだったりするんですが、いやー蜷川実花、ほんと好き勝手滅茶苦茶にしてくれや […]

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

アメリカ 2019監督 マイケル・ドハティ脚本 マイケル・ドハティ、ザック・シールズ GODZILLA ゴジラ(2014)の続編にして、キングコング 髑髏島の巨神(2017)に続くモンスターバース・シリーズ第三弾らしいんですが、いやー、ひどい。 ほんとひどい。 もう、つっこむ気すらおきないですね。 […]

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

アメリカ 2019監督 ジョン・ワッツ脚本 クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ なんせアベンジャーズ/エンドゲーム(2019)の次に来るMCU作品ですんで、いったいあの大活劇のあとの混乱、癒やされぬ心理的ダメージをどう収拾つけていくつもりなのか、私は少なからず注目していたんですが、うーん、期待に答 […]