カニバル

スペイン/ルーマニア/ロシア/フランス 2014監督、脚本 マヌエル・マルティン・クエンカ猟奇趣味満開のスプラッターなやつかな、と思いきや、それっぽい描写は極力控え目な落ち着いたタッチの作品でした。ホラーというより、普通に大人のサスペンス、...

エスケイプ・フロム・トゥモロー

アメリカ 2014監督、脚本 ランディ・ムーアディズニーワールドにおいて無許可撮影を敢行したことで注目を集めた1本。作品のウェブサイトには「訴えられるまであと何日」としたカウンターがついており、そのジョークのセンスには、にやり、とさせられま...

ブランカニエベス

2012 フランス/スペイン監督、脚本 パブロ・ベルヘルスペインの映画賞であるゴヤ賞で10部門受賞に輝いた作品。モノクロでサイレント、という見る人を選びそうな作品ですが、思いのほかすんなり作品世界に入り込めることは確かです。そこは素直に監督...

LUCY/ルーシー

フランス 2014監督、脚本 リュック・ベッソンリュックベッソンに関してはニキータ以降、全く期待することのなくなった私ですが、それでもですね「彼自身の監督作品で過去最大のヒットを記録した」というのを聞くとやはりちょっと気になってくるわけです...

モンスターキネマトグラフ

2008年初版 坂木原レム徳間書店リュウコミックス人間兵器として戦場に投入された「怪獣に変身できる女」が戦後、映画の世界に関わりながら「生きた着ぐるみ」として国家に監視されながらも、けなげに生きていく姿を描いた作品。いやもう、とりあえず発想...

オキテネムル

2014年初出 連打一人双葉社アクションコミックス 1~2巻(全9巻)「王様ゲーム」で人気を博した著者が原作なしで挑んだ新作SFアクション。あ、絵が上手だな、と言うのはありました。若干コマ運びが未熟というか、映画で言うところのカメラワークの...

るろうに剣心 伝説の最後編

日本 2014監督 大友啓史原作 和月伸宏原作の、少年漫画ゆえのゆるさが、一番如実に反映されちゃったのが、3部作最後のこの1本かもしれません。つっこみどころ満載なのは相変わらずなんですけど、私が一番こりゃだめだろ、と思ったのは志々雄率いる反...

ある過去の行方

フランス/イタリア 2013監督、脚本 アスガー・ファルハディ別離が実におもしろかったので続けて見てみたアスガーファルハディの作品。相変わらずうまいなあ、と思いました。オープニングのシーンでね、空港のガラス越しにアーマドとマリーが言葉を交わ...

グレイトフルデッド

2003年初出 久正人講談社マガジンZKC 上、下おそらく作者のデビュー作。長らく絶版でしたがこのほど講談社から新装版発行。えー、アメリカのサイケデリックロックバンドのことじゃありませんからね、念のため。清朝末期の中国を舞台にした霊幻道士も...

ミュウの伝説

1985年初出 野部利雄小学館少年ビッグコミックス 1~2巻(全8巻)今は亡き、少年ビッグコミック~ヤングサンデー初期に掲載された作品。子供の頃読んでおもしろかったような記憶があったので、再読してみたわけですが、やっぱり30年の歳月は読者の...

武器人間

2013 アメリカ/オランダ監督 リチャード・ラーフォースト脚本 クリス・W・ミッチェル ミゲルテハダ=フロレス監督はオランダのCMディレクターとして名を馳せた人らしいですが、なにゆえ処女作がこのようなスラッシャームービーなのか、さっぱりわ...

チョコレートパニック

1984年初出 藤原カムイ双葉社アクションコミックス 全3巻藤原カムイが「ロトの紋章」で有名になる以前に発表していた1話完結形式の連作長編。とりあえず、現代では間違いなく連載にストップがかかるであろう内容です。多分企画も通らないと思う。とい...

別離

2012 イラン監督、脚本 アスガー・ファルハディベルリン国際映画賞金熊賞を始め、各国の映画賞を総なめにした作品。とりあえず私、イランの映画なんてこれまで見たことがなかったので、タイトルロールやエンドロールのペルシア語が全く読めなかったのが...

イントゥ・ザ・ストーム

2014 アメリカ監督 スティーブン・クエイル脚本 ジョン・スウェットナムアメリカ中西部の田舎町を史上空前の竜巻が直撃してさあ大変!って作品。この手のジャンル映画に多くをもとめる人は居ないだろうし、私も特別ななにかを期待して見た訳ではないの...

鬼畜島

2014初版 外薗昌也竹書房バンブーコミックス 1巻(以下続刊)ここ数年、それしかないのか、と言いたくなるぐらい大流行である、シチュエーションスリラーの流れを踏襲した作品でしょうね。マヌケな大学生のグループが運悪く漂着した島に、豚のお面をか...

獣人聖域

1989初版 鈴宮和由学研ノーラコミックス 1~3巻(全5巻)鈴宮和由といえば「とってもひじかた君」しか私は記憶になかったりするのですが、その後、コミックノーラ(廃刊)で活躍されていたみたいですね。今回後追いで3冊読んでみた次第。全5巻完結...

アメリカン・ハッスル

2013 アメリカ監督 デビッド・O・ラッセル脚本 エリックウォーレンシンガー デビッド・O・ラッセルFBIに弱みを掴まれた詐欺師の男女が、捜査官に脅されて仲間の詐欺師や政治家を逮捕させるために策を弄する羽目になるコメディタッチのドラマ。と...

灼熱の魂

2011 カナダ/フランス監督 ヴィニ・ヴィルヌーヴ原作戯曲 ワジディ・ムアワッドプリズナーズがあまりにおもしろかったので、遡って見た同監督の作品ですが、これがまたとんでもない作品で、再び仰天。母の死後、遺言に従い、所在不明の父親と兄を探す...

魔街の坂

2014年初出 中村哲也エンターブレインビームコミックス 全2巻RPG風中世的世界観を基調としたファンタジー、と言っていいと思います。主人公が「しゃべる」強化装甲をまとい、元は人間であるモンスターと戦う、という設定は古いアニメのようでもあり...

ザ・ホスト 美しき侵略者

2013 アメリカ監督 アンドリュー・ニコル原作 ステファニー・メイヤーTIMEのアンドリューニコル監督作品。私は彼の処女作であるガタカが大好きなもので、アンドリューニコルのSF、というとやっぱりどうしても期待してしまうものはあるんですよね...

人生の特等席

2012 アメリカ監督 ロバート・ロレンツ脚本 ランディ・ブラウングラントリノ以降、久しぶりのクリントイーストウッド主演作ですが、今回もあたりまえのように並み以上におもしろくて、本当にこの人は一体どうなってるんだ、とつくづく感心します。監督...

THE BAY/ザ・ベイ

2012 アメリカ監督 バリー・レヴィンソン脚本 マイケル・ウォラックパンデミックの恐怖を描いたパニックスリラー。ドキュメンタリータッチでPOV方式を織り交ぜながら物語は進行していくんですが、この作品の最大の失敗は主人公不在の群像劇風にして...

her/世界でひとつの彼女

2014 アメリカ監督、脚本 スパイク・ジョーンズ人工知能を搭載されたOSが家庭用のパソコンに普及する未来を描いた異色のラブコメディ。えー一応ラブコメディ、と書きましたが、実はこれ、ガチでSFだったりもします。AIに人格は存在し、人と心通わ...

ダイバージェント

2014 アメリカ監督 ニール・バーガー原作 ベロニカ・ロスアメリカでベストセラーになったSFアクションの映画化。正直なところ私は、近未来、大きな戦争の後、都市が5つに分けられた共同体によって運営されるというディストピアな設定に全くのれませ...