2014 アメリカ
監督 ニール・バーガー
原作 ベロニカ・ロス
アメリカでベストセラーになったSFアクションの映画化。
正直なところ私は、近未来、大きな戦争の後、都市が5つに分けられた共同体によって運営されるというディストピアな設定に全くのれませんでした。
別の惑星の話、と言うならわからなくもないんですが、地球を舞台に人類が、とするにはあまりにファンタジーな気がした。
映像自体もどこかのっぺりと起伏にかける印象です。
軍隊を礼賛したいの?ともとられかねない前半の展開も詰めが甘い、と思ったし、後半の政治闘争もわかりやすすぎてだから?って感じでした。
とりあえずこの内容で136分は長すぎです。
余裕で30分は削れる、と思う。
全部で3部作らしいんで、もし次が撮られるのだとしたら挽回するような展開があるのかもしれませんが、今の段階では次を見ようという気にはなれませんでしたね。