映画

SPL/狼よ静かに死ね

香港 2005監督、脚本 ウィルソン・イップ ブレイド2とか精武門とか色々ありますけど、広くドニー・イェンの名を世界に知らしめたのはやはりこの作品ではないか、と。 プロットはまあ、よくあるパターンなんです。 巨悪に挑む熱血刑事、と言う図式。...

邪神拳

香港 1991監督 ジミー・ウォン脚本 リー・ホクン いやもう一体何から書いていいのか、つっこみどころが満載すぎて見当もつきません。 オカルトホラー+カンフーアクション、といったところでしょうかね。 カンボジアの古代神が出てくるあたり、伝奇...

胸騒ぎの恋人

カナダ 2010監督、脚本 グサヴィエ・ドラン 正直中盤ぐらいまでは立ち上がりが遅いなあ、なかなか話が進まないなあ、なんて思ってたんです。 ドキュメンタリー風に、物語とは直接関係のない人物の独白がちょくちょくはさまれるのも、変に集中力をそが...

ヘラクレス

アメリカ 2014監督 ブレット・ラトナー原作 スティーブ・ムーア 元WWEのトップファイター、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン主演のアクション大作。 なぜか同じような時期にレニー・ハーリンがザ・ヘラクレスという邦題で似たような映画を撮...

幸福の罪

チェコ共和国 2011監督 ヤン・フジェベイク脚本 ペトロ・ヤルホフスキー 少女に対する性的暴行の嫌疑をかけられたリハビリ医を描くサスペンス。 非常に丁寧にリハビリ医の家族関係や周辺の人物が描かれていて、物語は真相を追いながらもその関係性が...

サベージ・キラー

アメリカ 2013監督、脚本 マイケル・s・オヘダ ああ、アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴの柳の下を狙ったわけね、という感じで、前半はそれほどそそられもしなかったんです。 これでヒロインを聾唖に設定するなんてあまりに鬼畜すぎるだろ、なん...

タイガー刑事

香港 1988監督 ユエン・ウーピン 若き日のドニー・イェンが出てる、と知って見た1本ですが、いやもう、なんていうかひでえ、の一言ですね。 70年代国産刑事ドラマの粗悪な模倣品、といって全く間違ってない、と思う。 見どころが全然ないんです、...

鰐~ワニ~

韓国 1996監督、脚本 キム・ギドク キム・ギドクの長編デビュー作。 なんというか「傷だらけの天使」を真っ先に思い出しましたね、私は。 あの世界観、あの雰囲気。 川沿いでテント生活の浮浪者みたいな男、鰐のもとに、突然転がり込んできた死に損...

捜査官X

香港 2011監督 ピーター・チャン脚本 オーブリー・ラム この内容で邦題「捜査官X」はないだろう、とやや憤慨。 アクション映画ファンにアピールしたかったのかもしれませんが「捜査官X」のタイトルで多くの人が想像する物語とはかけ離れていること...

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション

アメリカ 2014監督 パトリック・ヒューズ原案 シルヴェスター・スタローン 今回も文句なしで痛快です。 ああ、おもしろかったね、スカッとした、と見終わったあとに食事がすすむ1本に仕上がってます。 このシリーズに整合性やシリアスな緊張感を求...

コウノトリの道 心臓を運ぶ鳥

フランス 2013監督 ヤン・クーネン原作 ジャン=クリストフ・グランジェ ドーベルマン(1997)で名を馳せたヤンクーネンの久々の新作ですが、前作シャネル&ストラヴィンスキー(2009)と同様にかつてのやんちゃな面影は全くありません。 至...

FURY/フューリー

イギリス 2014監督、脚本 デヴィッド・エアー これは格別メッセージ性のない事が、ある意味メッセージになっていたりするのかな、と思ったりもしました。 戦争映画、って重い印象を残すものが多いですが、本作に限っては私、なんかアメコミヒーローも...

ドーベルマン

フランス 1997監督 ヤン・クーネン原作、脚本 ジョエル・ウサン 当時、結構話題になり、ヤン・クーネンって何者だ、と騒がれたのを記憶しています。 大友克洋や押井守が好き、と公言していたようですが、私はどちらかというと小池一夫の路線か、と思...

ザ・レイド GOKUDO

インドネシア 2013監督、脚本 ギャレス・エヴァンス スマッシュヒットを記録したザ・レイドの続編。 ストーリーは前作から続いている形になってはいますが、別に見てなくても単体で充分楽しめます。 前作は肉弾相打つ高層アパートからの脱出劇でした...

アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ1978 発情アニマル

アメリカ 1978監督、脚本 メイル・ザルチ 近年リメイクされて評判になり、2、3と続編が制作されているアイ・スピット・オン・ユア・グレイヴのオリジナル。 しかしまあタイトルがひどい。 発情アニマル・・・って・・・。 当時は内容の過激さから...

嘆きのピエタ

韓国 2012監督、脚本 キム・ギドク ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した作品。 さすがのキム・ギドク、安定の1本、と言う感じですかね。 普通におもしろい。 実はそんなに目新しい印象のあるシナリオでもないんです。 日本の70年代的なド...

闇のあとの光

メキシコ/フランス/ドイツ/オランダ 2012監督、脚本 カルロス・レイガダス シュールな前衛作品であるなら前衛作品であると最初に言ってくれ!って感じですかね。 ストーリーのつながらない断片的なシーンが幾重にも重なってさっぱりわけのわからな...

マイマザー

カナダ 2009監督、脚本 グサヴィエ・ドラン 近年、若き天才、と注目されるグサヴィエドランの長編デビュー作。 とてもじゃないですが、これだけの作品の脚本を17歳で書き上げて、19歳で監督したとは思えません。 自分の10代の頃を振り返るとな...

ザ・レイド

インドネシア 2011監督、脚本 ギャレス・エヴァンス イギリス人の新鋭監督であるギャレス・エヴァンスが、たまたま訪れたインドネシアに惚れこみ現地で撮影したアクション映画。 SWATと非合法組織の高層アパートにおける肉弾バトルを描いた作品な...

アイ・フランケンシュタイン

アメリカ 2014監督 スチュアート・ビーティー原作 ケヴィン・グレイヴォー グラフィックノベルを映画化した作品。 原作は全く知らないのでどの程度の改変が映画で行われたのかわかりませんが、どちらにせよプロットの段階で大変なことになってるのに...

シティ・オブ・ゴッド

ブラジル 2002監督 フェルナンド・メイレレス原作  パウロ・リンス 70年代のブラジル、リオデジャネイロの貧困街に生きる子供達にスポットを当てた犯罪ドラマ。 当時非常に話題になって、テレビシリーズが作られたりしました。 物語の骨格として...

わたしは生きていける

イギリス 2013監督 ケヴィン・マクドナルド原作 メグ・ゾーロフ 作品の原題はHow I live nowで、確かに直訳すると「わたしは生きていける」なわけですが、もうちょっと何とかならなかったのか、と。 教科書並みに固い、と感じるのは私...

スノーピアサー

韓国/アメリカ/フランス 2013監督 ポン・ジュノ原作 ジャン=マルク・ロシェット、ジャック・ロブ フランスで大ヒットしたコミックを映像化した作品。 とりあえず物語序盤はかなり辛いものがありました。 温暖化対策に失敗して氷河期を迎えてしま...

アップサイドダウン 重力の恋人

カナダ/フランス 2012監督、脚本 ファン・ソラナス 地球ではないどこか。 「ロシュの限界」や「様々な物理法則」を真っ向から無視した2重連星でのラブロマンスを描いた作品。 とりあえず絵ヅラはとてもおもしろいです。 それぞれの惑星に住む男女...