メキシコ/フランス/ドイツ/オランダ 2012
監督、脚本 カルロス・レイガダス
シュールな前衛作品であるなら前衛作品であると最初に言ってくれ!って感じですかね。
ストーリーのつながらない断片的なシーンが幾重にも重なってさっぱりわけのわからないままエンディング。
だからなんなんだ、としか言いようがないというか。
私があと20歳も若ければこういう作品に潜む意味もああだ、こうだ、と探ったんでしょうが、この年齢になるとそういうことに時間を使いたくない、と思えてくるんですよね。
少女が牛を追いかけるオープニングのシーンは印象的だったんですけどね、そこからどこへもつながらなかったですね。
監督は商業主義的なものにアンチな立場らしいですが、それならそれでネットで無料公開するとかね、売るなよ、って話で。
うーん、私にはなにもかもがわかりません。
芸術のなんたるかもわからぬ無骨者の感想という事でご勘弁を。
どうでもいいけど登場人物の裸のシーンがなぜか無修正です。
映倫もどうでもよかったのかもしれん。