90年代 ブレインデッド ニュージーランド 1992監督 ピーター・ジャクソン原案 スティーブン・シンクレア スプラッターホラーの極北であり、ひとつの頂点がこの作品である、というのは少し褒めすぎでしょうか。 お手本となっているのはサム・ライミの死霊のはらわたであるこ... 2020.06.08 90年代
90年代ウォルフガング・ペーターゼン エアフォース・ワン アメリカ 1997監督 ウォルフガング・ペーターゼン脚本 アンドリュー・W・マーロウ まあ、もうみんなつっこんでますけど、こんな大統領が居るわきゃない、ってのがまず前提としてあって。 テロリストにハイジャックされた大統領専用機において、単身... 2020.06.06 90年代ウォルフガング・ペーターゼン
90年代ウォルフガング・ペーターゼン ザ・シークレット・サービス アメリカ 1993監督 ウォルフガング・ペーターゼン脚本 ジェフ・マクガイア まあ、可もなく不可もなく無難なラインでまとめた、ってな感じでしょうか。 イーストウッド演じる老いたシークレット・サービスが、ケネディ大統領を守れなかった自責の念か... 2020.06.05 90年代ウォルフガング・ペーターゼン
オススメの一作90年代ウォルフガング・ペーターゼン アウトブレイク アメリカ 1995監督 ウォルフガング・ペーターゼン脚本 ローレンス・ドゥウォレット、ロバート・ロイ・プール アフリカ奥地で発生した未知の伝染病がアメリカで蔓延するのを食い止めようとする、軍医の奮闘を描いたウイルスパニックもの。 いやもう文... 2020.06.03 オススメの一作90年代ウォルフガング・ペーターゼン
90年代ウェス・アンダーソン 天才マックスの世界 アメリカ 1998監督 ウェス・アンダーソン脚本 ウェス・アンダーソン、オーウェン・ウィルソン なんとも奇妙な映画。 やたら勢いと行動力だけはあるが学校の成績はさっぱり、という主人公の少年マックスと、なぜかそんなマックスに入れ込む中年ハーマ... 2020.06.01 90年代ウェス・アンダーソン
オススメの一作90年代ウォルフガング・ペーターゼン プラスティック・ナイトメア 仮面の情事 アメリカ 1991監督 ウォルフガング・ペーターゼン原作 リチャード・ニーリー 事故で記憶を失った男が、自分の過去を調べていく過程であからさまになる驚きの真相を描いたサスペンス。 ペーターゼン監督のフィルモグラフィーの中では驚くほど話題にな... 2020.05.31 オススメの一作90年代ウォルフガング・ペーターゼン
90年代 シックス・ストリング・サムライ アメリカ 1998監督 ランス・マンギア脚本 ランス・マンギア、ジェフリー・ファルコン 核戦争勃発後、ソビエトに支配されたアメリカに唯一残された楽園、ロスト・ベガスの王となるため旅を続けるロックンローラー、バディの戦いの日々を描いた近未来仮... 2020.05.28 90年代
オススメの一作90年代コーエン兄弟 ビッグ・リボウスキ アメリカ 1998監督 ジョエル・コーエン脚本 コーエン兄弟 もう本当にばかばかしくて腹を抱えた。 元々この手の「ちょっと壊れ気味な人たちのドタバタ劇」が大好きで仕方ない、というのもありますが、過剰にやりすぎず、それでいてサービス精神満点な... 2020.05.25 オススメの一作90年代コーエン兄弟
90年代スタンリー・キューブリック アイズ・ワイド・シャット アメリカ 1999監督 スタンリー・キューブリック脚本 スタンリー・キューブリック、フレデリック・ラファエル 私の勝手な思い込みなのかもしれませんが、大監督と呼ばれる人に限って晩年になると性と倒錯をテーマに映画を撮りたがるような気がして仕方... 2020.05.24 90年代スタンリー・キューブリック
90年代コーエン兄弟 ファーゴ アメリカ 1996監督 ジョエル・コーエン脚本 コーエン兄弟 アメリカ中北部の田舎町を舞台とした偽装誘拐事件を描くサスペンス。 とはいえ実はタイトルにもなってる地名のファーゴとは架空の街。 よって、この作品は実話が元である、という作品冒頭の... 2020.05.21 90年代コーエン兄弟
オススメの一作90年代コーエン兄弟 未来は今 アメリカ 1994監督 ジョエル・コーエン脚本 コーエン兄弟、サム・ライミ 会社ぐるみの陰謀によって新社長に抜擢された、社内郵便物配達係の思惑外れな大活躍を描いたドタバタコメディ。 いやもう、問答無用で楽しいです。 爆笑ポイントが連鎖誘爆す... 2020.05.20 オススメの一作90年代コーエン兄弟
90年代コーエン兄弟 ミラーズ・クロッシング アメリカ 1990監督 ジョエル・コーエン脚本 コーエン兄弟 1929年のアメリカ東部の街を舞台に、マフィア同士の抗争の狭間でギリギリの駆け引きを演じる、若きギャングの奸計を描いた作品。 基本、私はマフィアものってあまり好まないんですが、こ... 2020.05.19 90年代コーエン兄弟
オススメの一作90年代コーエン兄弟 バートン・フィンク アメリカ 1991監督、脚本 コーエン兄弟 なんともシュールな一作、と言うほかない。 1940年代アメリカ、ハリウッドに招かれ、映画のシナリオを書くことになった新進気鋭の劇作家が遭遇する仰天の出来事を描いた作品なんですが、まず私が驚かされた... 2020.05.18 オススメの一作90年代コーエン兄弟
90年代 トト・ザ・ヒーロー ベルギー/フランス/ドイツ 1991監督、脚本 ジャコ・ヴァン・ドルマル 身寄りもなく、1人老人ホームで余生を過ごす主人公トマの現在を、子供時代からの回想をまじえて綴った人間ドラマ。 実は結構重い内容なのに、どこか軽いタッチでまとめ上げてし... 2020.05.14 90年代
90年代アレハンドロ・アメナーバル テシス/次に私が殺される スペイン 1996監督 アレハンドロ・アメナーバル脚本 アレハンドロ・アメナーバル、マテオ・ヒル スナッフ・フィルムを偶然見つけてしまったことから成り行きで事件の犯人を追うことになる二人組を描いたサスペンス。 スペインではそれまでの興行成績... 2020.05.11 90年代アレハンドロ・アメナーバル
90年代サム・ライミ ラブ・オブ・ザ・ゲーム アメリカ 1999監督 サム・ライミ原作 マイケル・シャーラ あのサム・ライミがこんな映画を撮ってしまうのか、と驚かされた一本。 ハリウッドで映画監督を続けるって本当に大変なんだなあ、と同情したりもしたわけですが、およそ畑違いと思われるジャ... 2020.05.10 90年代サム・ライミ
オススメの一作90年代アレハンドロ・アメナーバル オープン・ユア・アイズ スペイン 1997監督 アレハンドロ・アメナーバル脚本 アレハンドロ・アメナーバル、マテオ・ヒル 自動車事故で二目と見られぬ醜い様相となった男の、夢とも現実ともつかぬ奇妙な日々を描いたSFサスペンス。 トム・クルーズ主演で公開された「バニラ... 2020.05.10 オススメの一作90年代アレハンドロ・アメナーバル
90年代キム・ギドク 悪い女 韓国 1998監督、脚本 キム・ギドク この作品あたりから異才キム・ギドクの作風に徐々に彼らしい色がついてきたような気が私はしてます。 海辺の民宿で、泊り客の夜の相手をつとめる娼婦を描いた作品なんですが、これってもう完全に一昔前の日本の行楽... 2020.05.07 90年代キム・ギドク
90年代サム・ライミ クイック&デッド アメリカ 1995監督 サム・ライミ脚本 サイモン・ムーア 女ガンマンを主役に据えたマカロニウエスタンがやりたかったんでしょうが、主演をはったのがシャロン・ストーンである、という点が作品の出来を微妙にしている気がしてなりません。 私の昔の女... 2020.05.07 90年代サム・ライミ
90年代サム・ライミ シンプル・プラン アメリカ 1998監督 サム・ライミ原作 スコット・B・スミス あのサム・ライミがこういう作品を撮れちゃうんだ、と初見時、実に驚かされましたが、やはりそこは「才能はホラーから産まれる」のもっともたる体現と捉えるべきなのかも、ですね。 なんだ... 2020.05.06 90年代サム・ライミ
90年代サム・ライミ ダークマン アメリカ 1990監督、原作 サム・ライミ もう昔過ぎてさっぱり覚えてなかったんですが、主人公をリーアム・ニーソンが演じていて仰天しました。 今や「ハリウッド最強の父親」としてトップスターである彼も、若い頃はこんな役をやってたんだなあ、と感... 2020.05.01 90年代サム・ライミ
90年代サム・ライミ キャプテン・スーパーマーケット アメリカ 1993監督 サム・ライミ脚本 サム・ライミ、アイヴァン・ライミ 公開された当初は「死霊のはらわたⅢ」なんて副題は邦題、原題ともついておらず、当時、おや新作なのかしら、と思ったんですが、実はちゃっかり続編だった、という意図のよくわ... 2020.04.30 90年代サム・ライミ
90年代キム・ギドク ワイルド・アニマル 韓国 1997監督、脚本 キム・ギドク キム・ギドクの長編第2作目。 フランスロケを敢行した作品で、フランス人俳優も何人か出てるんですが、内容そのものは処女作「鰐」と近い世界観、といっていいと思います。 どうしてもフランスじゃなきゃダメだっ... 2020.04.26 90年代キム・ギドク
90年代ダーレン・アロノフスキー π アメリカ 1997監督、脚本 ダーレン・アロノフスキー 円周率(π)の謎を解くことにとりつかれた偏屈な数学者を描いたSFサスペンス。 目のつけどころはおもしろかった、と思います。 精神論や感覚的な抽象論に逃げず、それなりのうんちくを用意して... 2020.04.23 90年代ダーレン・アロノフスキー