小池一夫

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  • 2020.04.19

忘れ苦兵衛

1982年初版 小池一夫/神江里見スタジオシップ劇画キングシリーズ 全6巻 死んだ妻の霊が取り憑いたまま離れない京都六角牢屋敷の雑色、苦兵衛が遭遇する事件の数々を描いたオカルト時代劇。 「幽霊と牢役人」という取り合わせを「時代劇でやる」という発想は面白いと思います。 妻の霊が祟るものではなく、うしろ […]

  • 2020.04.19

男弐

1986年初出 小池一夫/伊賀和洋集英社ビジネスジャンプコミックス 全10巻 著名な歴史上の人物に焦点を当て、その半生を追った大河時代劇。 シリーズに登場するのは、山本勘助、服部半蔵、土方歳三。 ぶっちゃけあんまり小池一夫らしくないなあ、と。 過去に実在した人物を描いたドラマはそれこそ漫画に限らず、 […]

  • 2020.04.11

横浜ホメロス

1991年初出 小池一夫/叶精作スタジオシップ 劇画キングシリーズ全4巻 ホメロスと呼ばれる記憶をなくした男の逃避行を描いたバイオレンス。 で、このホメロスなんですが、怪しい研究所みたいなところに隔離されてまして。 どうやら研究所のバックには日本政府が存在してるよう。 ある女との出会いをきっかけに、 […]

  • 2020.03.31

レイザー

2005年初出 小池一夫/伊賀和洋小池書院 1~2巻 1800年代後半のアメリカを舞台に、奇妙な形の十手を持った謎の日本人の活躍を描いた異国時代劇。 やってることは作者お得意の傷追い人、クライングフリーマン系の超人列伝で、そこになんら新鮮味はありません。 古くからのファンにとっては、またこのパターン […]

  • 2020.03.31

そして-子連れ狼刺客の子

2007年初出 小池一夫/森秀樹小池書院 全5巻 新・子連れ狼の続編。 江戸城に囚われの身となった大悟郎が単身試練を乗り越え、地下の大迷宮を脱出せんとする展開から物語は幕を開けます。 普通におもしろいです。 実によく練られたシナリオはまさに往年の小池印。 ただ、ここまできてしまうとですね、もう子連れ […]

  • 2020.03.31

新・子連れ狼

2003年初出 小池一夫/森秀樹小学館ビッグコミックス 全11巻 まさかまさかの続編。 続きが描かれるなんて、誰も思っていなかったんではないでしょうか。 なんせあの終わり方ですし、作画の小島剛夕氏は鬼籍にはいられましたし。 いうなれば「あしたのジョー」の続編がスタートするようなもの。 そりゃ気になり […]

  • 2020.03.31

オークション・ハウス

1990年初出 小池一夫/叶精作集英社ビジネスジャンプコミックス 全34巻 美術界の闇と戦う天才的美術品鑑定家、柳宗厳の暗躍を描いたクライム・アクション。 簡単にまとめてしまうなら、小池一夫お得意の手口、それこそ傷追い人ぐらいから(I・餓男から、と言ってもいいかも)連綿と続くパターンの踏襲、といって […]

  • 2020.03.31

オファード

1989年初出 小池一夫/池上遼一小学館ビッグコミックス 全4巻 伝奇ロマン風な冒険譚にしたかったのかなあ、なんて思ったりもしたんですが、まあ結論からいいますと主人公のキャラが定まらず、その出生の謎も結局どうなのかよくわからず、すべてにおいてブレた、その一言に尽きます。 結局等身大な普通の男性を主役 […]

  • 2020.03.31

赤い鳩

1988年初出 小池一夫/池上遼一小学館ビッグコミックス 全6巻 江戸末期を舞台に、新撰組の沖田総司なんかも絡んでユダヤ人と日本人の同祖説をたぐる旅を描いた伝奇ミステリ。 動乱の時代に150年後のハルマゲドンを憂いて行動する馬庭念流の達人たる若き武士と異国の宣教師、というプロットだけでもとんでもない […]

  • 2020.03.31

クライングフリーマン

1986年初出 小池一夫/池上遼一小学館ビッグコミックス 全9巻 自らの手で人を殺めたあと、感情とは別にどうしても涙があふれてしまう熟練の暗殺者フリーマン、という主人公のキャラは出色の出来だった、と思います。 殺しを生業とする男の悲哀をたったの一コマでこれほど如実に表現した作品はなかった、といってい […]

  • 2020.03.30

乾いて候

1981年初版 小池一夫/小島剛夕双葉社アクションコミックス 全8巻 将軍家お毒味役として8代将軍吉宗に召された唇寒流の達人、腕下主丞の活躍を描いた時代劇。 小池劇画でお毒味役、とくれば、かの子連れ狼で強烈な印象を残した安部頼母がすぐに思い出されるわけですが、今作の唇役は絶世の美男子で、頭も切れ、し […]

  • 2020.03.31

デュエット

1984年初出 小池一夫/井上紀良小池書院 全9巻 財閥の後継者である娘を守るために育てられた非合法活動のエキスパート鉄樹の、愛と戦いの日々を描いたクライムアクション。 バッサリやってしまうなら、後のヒット作クライングフリーマンとほぼ内容はかぶってます。 年代的に考えるならこちらが雛形だった、という […]

  • 2020.03.30

長男の時代

1980年初出 小池一夫/川崎のぼる集英社ヤングジャンプコミックス 全7巻 数ある小池一夫原作作品の中でもトンデモぶりでは独走状態で怪作、と思われるのが本作。 何が怪作か、ってそのシナリオ展開が、なんですけどね。 描かれているのは裏社会で特Aと呼ばれるスゴ腕の殺し屋。 「俺は家族を養うために殺し屋に […]

  • 2020.03.30

少年の町ZF

1977年初版 小池一夫/平野仁小学館ビッグコミックス 全9巻 突如宇宙より飛来した侵略者に、たった10人で立ち向かうことになった少年達を描いたサバイバルSF。 侵略SFの名画「ボディスナッチャー恐怖の街」をご存知の方は、そちらを思い出していただけると話は早いかと。 全人類が宇宙人に憑依され、人格を […]

  • 2020.03.30

青春の尻尾

1977年初出 小池一夫/平野仁小学館ビッグコミックス 全6巻 まだ世に出る前の若かりし諸葛孔明を描いた中国歴史ドラマ。 お、小池版プレ三国志か、と色めきたつ人も中にはいるかもしれませんが、実態は三国志どころか史実にすらかすりもしていないのでは?と思われる独創性たっぷりの伝奇ファンタジーなんで、そこ […]

  • 2020.03.30

ケイの凄春

1978年初版 小池一夫/小島剛夕双葉社アクションコミックス 全14巻 武家社会の体面やしきたりをなげうって、苦界に落ちた愛する女性の行方を捜し、食うや食わずの旅を続ける1人の元武士の姿を描いた時代劇。 あらためて書くまでもなくテーマは純愛です。 基本的に私は恋愛ものとか苦手な方で、ジャンルを問わず […]

  • 2020.03.30

道中師

1976年初版 小池一夫/小島剛夕秋田漫画文庫 全4巻 道中師と呼ばれる掏摸の世界を描いた時代劇。 スリ集団の縄張り意識やしきたり、決め事を細かに描いた当時の裏社会の描写は興味深いし、それを題材にして物語を紡ぐ発想はさすがだと唸らされるものがあるんですが、幾分残念だったのは作者お得意の復讐譚がストー […]

  • 2020.03.30

下苅り半次郎

1977年初版 小池一夫/神江里見秋田漫画文庫 全4巻 跡継ぎに恵まれぬ将軍家綱の命により、御仏の子宮をもつ女を捜す諸国行脚へと身をやつした伊賀者番頭、堤半次郎の苦難の日々を描いた時代劇。 しかしまあなんとも凄いアイデイアだなあ、と感心しました。 ほんとこういうプロットって小池一夫ならではだと思いま […]

  • 2020.03.30

首斬り朝

1972年初出 小池一夫/小島剛夕小池書院 全8巻 ああ、これはこれはもうひとつの子連れ狼だ、と思いましたね。 もちろん大吾郎はでてこないし、柳生も敵対しませんが、公儀介錯人として拝一刀がもし職務に殉ずる覚悟をして日々を過ごしていたら、こうなったのではないか、と夢想させる内容。 幕閣ぐるみの派手な陰 […]

  • 2020.03.30

修羅雪姫

1976年初版 小池一夫/上村一夫秋田漫画文庫 全3巻 明治時代を舞台に、殺された両親の恨みを晴らすために仇探しの旅を続ける雪の血で血を洗う日々を描いた復讐譚。 かのタランティーノの「キルビル」は本作を模倣している、と小池一夫が訴えたところ版権料が支払われた、という話が有名ですが、まあ、私の実感とし […]

  • 2020.03.29

子連れ狼

1970年初出 小池一夫/小島剛夕小池書院 全20巻 時代劇マンガ不朽の名作。 異論を挟む余地はない、と私、断言します。  これ以上のもの、ってちょっとありえないと思えるレベル。 なんといっても公儀介錯人である主人公が柳生一門に対する復讐のため徒手空拳で地位も名誉も捨てて刺客人となるという設定がまず […]

  • 2020.03.29

春が来た

1976年初出 小池一夫/小島剛夕双葉社アクションコミックス 全8巻 大奥お庭番として50年以上にわたって禁欲生活を送り続けてきた忍者と、町方十手ものとして妻も娶らず職務にいそしんできた二人の、退役後の人生を描いた時代劇。 当時にしては相当斬新なストーリーだった、と思います。 なんせ主人公の二人が齢 […]