漫画生物学

1956年初出 手塚治虫

学研の中学生向き雑誌に連載された、生物の不思議を漫画で解説する一冊。

それこそ生命が地球に誕生した不思議から昆虫の不思議まで、バラエティに富んだ内容で、この作品をきっかけにそっちの方面に進んだ、なんて子供も居たかもしれないなあ、と思ったりもします。

興味深いのはただ絵解き風に解説するだけでなく、突然テーマに関連するショートショートみたいなのが毎回挿入されることで、アイディア豊富なサービス精神に本当に感心させられます。

他の作品とは毛色が違いますが、これはこれで楽しいですよ。

漫画天文学併録。

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