火の山 70年代手塚治虫 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2023.05.212020.03.05 1972~79年初出 手塚治虫 表題作「火の山」を中心に4編の短編を収録した1冊。 時代劇からサイコキラーなサスペンスまで、多彩な内容ですが、それほど完成度の高いものはなし。 表題作も昭和新山とその観測者三松氏の物語、という題材の珍しさが目を引くだけで、いまひとつ何が描きたかったのかよくわからない感じです。 特に、何の希望も持てないこのエンディング、一体どういうことなのか、と思う。 実話に忠実な伝記、ってことなんでしょうけど。 ファン向けでしょうね。