2014年

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ヤング・アダルト・ニューヨーク

アメリカ 2014監督、脚本 ノア・バームバック 中年夫婦と若夫婦の世代を超えた交流を描いた作品。 中年夫婦の方は旦那であるジョシュがドキュメンタリー専門の映像作家、奥さんが映画プロデューサー、若夫婦のほうは旦那であるジェイミーが映画監督志望、奥さんはそれをサポート、という人物設定。 ジョシュ、一時 […]

  • 2020.06.22

PK

インド 2014監督 ラージクマール・ヒラニ脚本 ラージクマール・ヒラニ、アブヒアット・ジョシ 地球を観測するために、他天体からインドにやってきた宇宙人PKが巻き起こす大騒動を描いたSFコメディ。 まあその、一応便宜的にSFコメディ、とは書きましたが、実際の内容はコミカルな社会風刺劇ですね。 ラブロ […]

夏をゆく人々

イタリア/スイス/ドイツ 2014監督、脚本 アリーチェ・ロルヴァケル イタリアの片田舎で養蜂家を営む一家を描いた家族ドラマ。 焦点が当てられているのは一家の長女であり、父親の片腕とも言えるほど養蜂に長じたジェルソミーナの気持ちの移り変わり。 まあ、彼女の成長物語、と考えて概ねまちがいない、とは思い […]

  • 2020.06.21

ラスト・シフト/最後の夜勤

アメリカ 2014監督 アンソニー・ディブラシ脚本 アンソニー・ディブラシ、スコット・ポイリー 移転が決定し、翌日には無人になる古びた警察庁舎で、最後の夜勤をたった一人で務める新人女性警官が遭遇した怪異を描いたホラー。 元ネタになってるのはジョン・カーペンターの初期作、要塞警察。 そりゃあなた要塞警 […]

ハングリー・ハーツ

イタリア 2014監督 サヴェリオ・コスタンツォ原作 マルコ・フランツォーゾ サスペンスなのかな?と思って見てたらどんどんスリラーみたいになってきて、見終わってみれば結局家族ドラマだったのか、それとも?・・・ってな作品。 まず私が感心させられたのはオープニングでのシチュエーション作りのうまさ。 物語 […]

  • 2020.06.15

超人X

ベトナム 2014監督、脚本 ヌエン・クワン・ユン ベトナム発のヒロイック・ファンタジー。 いや、もっとストレートに、ベトナム式マーベル、もしくはDCコミック、と言った方が妥当でしょうね。 そこはもうジャケットから想像するイメージそのままで、なんら裏切られることはなし。 失笑が漏れてくるほどスパイダ […]

  • 2020.06.10

ピエロがお前を嘲笑う

ドイツ 2014監督 バラン・ボー・オダー脚本 バラン・ボー・オダー、ヤンチェ・フリーセ ま、プロットそのものがそれほど目新しくもない、ってのはまずある、と思うんです。 現実では冴えないPCオタがハッカーの世界で無法を繰り返し、徐々に名を挙げていくが、調子にのりすぎてとんでもないことに・・・・、って […]

  • 2020.06.08

テイキング・オブ・デボラ・ローガン

アメリカ 2014監督 アダム・ロビテル脚本 アダム・ロビテル、ギャビン・ヘファーナン 認知症をわずらった老婆の「それが病気のせいである」とはとても言い切れない謎の奇行を描いたホラー。 至極日本的な感覚で量るなら、いいのか?ってのは普通にありますよね。 超高齢化社会を迎える国内において認知症といえば […]

  • 2020.06.07

すれ違いのダイアリーズ

タイ 2014監督、共同脚本 ニティワット・タラトーン さて、これまでタイの映画なんて全く見たことがなかった私ですが、この作品をタイ映画全体の標準とするのは早合点過ぎる、と思いはするものの、予想以上にレベルが高くて驚かされた、ってのは確か。 非常に丁寧に作ってあることに好感をもった、ってのはありまし […]

  • 2020.06.03

ハロルドが笑う、その日まで

ノルウェー 2014監督、脚本 グンナル・ヴィケネ 40年間営んだ高級家具店が、目と鼻の先に出来たIKEAのせいで閉店に追い込まれてしまった初老の男の、IKEA創業者誘拐劇を描いたコメディタッチの人間ドラマ。 とりあえずIKEAとその創業者イングヴァル・カンプラードが実名そのままで出てくるのはちょっ […]

  • 2020.05.30

マジカル・ガール

スペイン 2014監督、脚本 カルロス・ベルムト 日本の魔法少女のアニメが大好きな12歳の女の子が、実は白血病に冒されていて余命いくばくもなく・・・というオープニングからは、どう考えてもSFかホラーかダークファンタジーに転ぶしかない、と私は見立てていたんですが、これが最後まで見てびっくり、デヴィッド […]

  • 2020.05.30

獣は月夜に夢を見る

デンマーク/フランス 2014監督、原案 ヨナス・アレクサンダー・アーンビー 私はてっきりこの作品、北欧ミステリだと思ってたんですね。 そそっかしい思い込みのせいで最初につまづきがあったことはまあ、認めます。 あれ?なんだこの展開?え?ホラーなの?どうなってんだ?はあ?と序盤であわてさせられたのは確 […]

  • 2020.05.26

神は死んだのか

アメリカ 2014監督 ハロルド・クロンク脚本 ケイリー・ソロモン、チャック・コンツェルマン 神の存在を否定する哲学教授に、真っ向から論戦を挑む「神」肯定派の学生の奮闘を描いた作品、と言うものだから、こりゃきっとシナリオは膨大な量に及ぶ思弁映画に違いない、気を引き締めてかからねばな、と身構えてたんで […]

  • 2020.05.25

消えた声が、その名を呼ぶ

ドイツ/フランス/イタリア/ロシア/ポーランド/トルコ 2014監督 ファティ・アキン脚本 ファティ・アキン、マーディク・マーティン 1915年に起こったトルコ軍のアルメニア人大虐殺を物語のベースに、生き別れとなった娘を探す父親の孤独な旅を描いた重厚な人間ドラマ。 前半から中盤にかけて主人公を襲う悲 […]

友よ、さらばと言おう

フランス 2014監督 フレッド・カヴァイエ脚本 フレッド・カヴアィエ、ギョーム・ルマン 元刑事と現役刑事のコンビによるクライムサスペンスというかフィルムノワールというか、まあおおむねアクションなんですが、これはちょっと見逃せない秀作だと思う次第。 ストーリーは至極単純なんです。 元刑事の息子が殺人 […]

裁かれるは善人のみ

ロシア 2014監督 アンドレイ・ズビャギンツェフ脚本 アンドレイ・ズビャギンツェフ、オレグ・ネギン 市の開発計画の犠牲となり、住み慣れた土地と家をうばわれそうになる自動車修理工の孤独な抵抗を描いた人間ドラマ。 よくぞまあこの内容でロシア当局が横槍をいれてこなかったな、と感心するほど政治批判、反骨心 […]

  • 2020.05.21

独裁者と小さな孫

ジョージア/フランス/イギリス/ドイツ 2014監督 モフセン・マフマルバフ脚本 モフセン・マフマルバフ、マルズィエ・メシュキニ まあその、いやらしい話ながら、きっとこの映画ってズブズブの感動路線で、独裁者はきっと物語の途中で人間性に目覚めちゃったりもして、でも決してハッピーエンドになるはずもなくて […]

オートマタ

ブルガリア/スペイン/アメリカ/カナダ 2014監督 ガベ・イバニュス脚本 ガベ・イバニュス、イゴール・レガレッタ・ゴメス、ハビエル・サンチェス・ドナテ まあはっきり言ってしまうならプロット、シナリオともにどこかで見たような印象が強く、手垢感は濃厚です。 本来人間のサポートに徹するはずだったロボット […]

クライム・ヒート

アメリカ 2014監督 ミヒャエル・R・ロスカム原作 デニス・ルヘイン ドロップと呼ばれるマフィアの表に出せない金を一時的に預かるバーを舞台にしたサスペンスで、原題もそのまま「the Drop」、それをなぜクライム・ヒートなどというジェイソン・ステイサム主演のアクション映画みたいな邦題にしちゃったの […]

ハッピーエンドの選び方

イスラエル 2014監督 シャロン・マイモン脚本 シャロン・マイモン、タル・グラニット 老人ホームに入居する老人が、仲間の願いに答えるべく開発した「安楽死マシーン」を巡って巻き起こる騒動を描いたコメディタッチの人間ドラマ。 もちろんテーマは尊厳死。 なんかもう見る前から気合入れないと作品と対峙できな […]

  • 2020.05.18

イット・フォローズ

アメリカ 2014監督、脚本 デヴィット・ロバート・ミッチェル ちょっと期待しすぎた、というのは正直ありました。 確かに発想は面白いと思うんです。 セックスすることによって感染し、死をもたらす謎の存在、というアイディアはどこかHIVのメタファーのようでもあり、完全に崩壊した10代の性へのモラルに対す […]

ハッピーボイス・キラー

アメリカ 2014監督 マルジャン・サトラピ脚本 マイケル・R・ペリー 犬や猫、果ては生首とまで会話する少し変わった男の日常とその転落を描いたコメディ風のスリラー。 まず、大前提として「全く笑えない」というのが私の場合、ありまして。 幻聴が聞こえるという病状、入院歴があって、現在も精神科医にかかって […]

  • 2020.05.16

草原の実験

ロシア 2014監督、脚本 アレクサンドル・コット 一切のセリフなし。 平原にぽつん、と存在する古びた家屋で生活する父と娘の日常を淡々と描写することで軽く1時間が経過します。 あれ?セリフは?しまった、なしなのか!と思っても、もう遅い。 気づいた時には最後まで見るしかありません。 そういう作品。 ロ […]

  • 2020.05.16

リザとキツネと恋する死者たち

ハンガリー 2014監督 ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ脚本 バーリント・ヘゲドゥーシュ、ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ いやもう、最高の一言。 なにからなにまで私の嗜好にどストライク。 まさかハンガリーからこんな映画が飛び出してくるなんて、と驚きを通り超えて唖然とすらした。 オープニングからバ […]

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