1972年初出 永井豪
講談社マガジンKC 全5巻
ロボットアニメの歴史を変えた画期的なシリーズなわけですが、はっきりいって漫画の方は他愛ないというか描き殴りというか、適当です。
そもそも東映動画との企画で生まれた作品であり、作者も今で言うところのメディアミックス、と割り切ってやっていたような節があり。
また過去流通していた単行本の多くはテレビマガジン連載版に少年ジャンプ連載版を切り貼りしたものであるらしく、それがまたさらに購読意欲をなえさせる、といいますか・・・。
まあそれを私は買って読んでたわけですけど。
やっと近年になって、復刊ドットコムから完全版やら講談社文庫オリジナル版が出ましたが、私は未読。
今更言われても、って感じだ。
なにがどう完全版なのかさっぱりわからないんで、興味ある人は激マン、マジンガーz編でもお読みになるのがよいかと。
私はもういい。
マジンガーZはアニメで、がやはり正解でしょう。
阿修羅男爵の薄気味悪いデザインや、ロボットに直接人が乗り込む、というアイディアは斬新だったと思いますが、それと漫画そのものの評価はまた別でしょうね。
コメント
[…] マジンガーZと同じく企画ありき、です。 […]
[…] マジンガーZをきちんと描き直したい、という作者の意向により、セルフリメイクの形で始まった作品だと記憶してます。 […]