2014 アメリカ
監督 ロバート・ロドリゲス
原案 ロバート・ロドリゲス マルセル・ロドリゲス
脚本 カイル・ウォード

往年のB級アクション映画のパロディ、第2弾。
前作もばかばかしかったですが、今作はさらに輪をかけて悪ノリ路線一直線。
確信犯的悪ふざけにどこまで同調できるか?が肝かとは思いますが、私はこういう企画を本気で実現してしまう行動力がたまらなく好きなんで、今回も充分楽しめました。
ダニートレホというどうみても主役になれそうにないいかめしいツラのじいさんを主演に据えて、鉈を武器に敵の首をばんばん飛ばす、という絵ズラだけでも喝采ものですが、それを本当にダークヒーロー風にかっこよく撮っちゃう、というのがロドリゲスの凄さだと思います。
まあ年が年なんでね、動きはそれなりですが、そこは血糊の量でカバー。
切株映画もびっくりの大サービスぶりに笑いが止まりません。
露出の多い衣装をまとったお色気満点のお姉さんがたくさん出てくるのも相変わらずで良。
おっぱいマシンガンは目が点になりました。
ロドリゲス、石ノ森先生の009ノ1、読んだことあるのか、ひょっとして。
本国では興行的に大コケしたらしいですが、なんとかして続編撮って欲しい、と思います。
予告編、マチェーテキルズ in space、実現を切に乞う。
こういうチープさ荒唐無稽さこそパロディならではの醍醐味だ、と私は思うんですが、どうなんでしょう、やっぱりシリーズでやるもんじゃないんでしょうかねえ。