漂流3000万光年

1978年初出 松本零士
朝日ソノラマサンコミックス

新マシンナーズ、と副題がうたれているんですが、内容的には「潜水艦スーパー99」に連なるものみたいです。

潜水艦スーパー99を未読なのでよく分からないんですが、一部キャラクターも重複しているよう。

オープニング、いきなり27基の海上都市が沈没し、唯一の生き残りが、潜水艦で海中都市へと避難という大スペクタクルな展開なので、そこにぐいぐいひきこまれるものはあるんですが、残念ながら未完。

物語は怒濤の広がりを見せて、後半、宇宙へ戦艦をとばそうとまでするので、一体そこからどうなるのか非常に興味をそそられるものがあるんですが、肝心なところで中断してるんですよね。

ほとんど前フリだけで終わってる状態。

ほんとこいうのが多いです、松本零士。

何とも評価のしようがなし。

マリンスノーの伝説か、はたまたヤマトを意識したのか、 色々気になるものはあるんですが、今となってはきっと作者自身もどうしたかったのか、忘却の彼方でしょう。

これまた熱心なファン向けですね。

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