中国/香港 2014
監督 ソイ・チェン
脚本 エドモンド・ウォン、ローラ・フオ
本当に中国(香港?)の映画界はひとつなにかが当たると次々類似作を作るというか。
中国に限ったことじゃないのかもしれませんけどね。
またそれが続けて当たる、ときてるんだから、なんだかなあ、という感じです。
3Dで見てないせいかもしれませんが、私がまず思ったのは、これ別にアニメでいいじゃん、って事でした。
現実世界の風景って、ほとんど使われてないんですね。
徹底してCG。
またそのCGがもう、プレステ2レベルで。
なぜこの作品にドニー・イェンがサルに扮してまで出演せねばならんのかと。
しかもドニー、生真面目にサルのキャラを作り上げて演じてて、涙、涙。
西遊記前日譚、というべき物語なんですが、シナリオや演出に一切の意外性はありません。
アメリカ人は前日譚大好きですからね、世界的なマーケットを意識しての企画だったのかもしれませんが、日本人には過去談受けない、というのが数字で証明されたりもしちゃってるんで、同種の私にはなおのことそう感じるのかもしれませんが、うーん、面白くない・・・。
というか、今更西遊記のプロローグとか、どうでもいい。
ドラゴンボールでも読んどけよ、って話だ。
なにがヒットの要因なのか、私には全くわかりません。
次、行ってみよう、次。
ドニー出演作だ、と思って手に取ると火傷します、とだけ。
本人かどうかもわからんよ、このメイクじゃあ。