大草原の小さな四畳半

1978年初出 松本零士
奇想天外社

西部開拓時代を舞台にトチローを主人公に据えたウエスタン風四畳半もの。

ガンフロンティアと共通する世界観なんですが、やってることは舞台が違うだけでいつもの四畳半マンネリズム。

ま、トチローはいわれのない虐待を受けて黙ってないキャラなので日本刀をひっさげてバンバン白人をぶった切るんですが、酒池肉林でドタバタという基本パターンは変わらず。

特にテーマもストーリー性もなく西部に四畳半を死守する日本人が居る、と言うだけの話。

ちなみにガンフロンティアと同一時間上をリンクしているのかどうか、本書を通読しただけでは判別つかず。

まあファンならのんびり楽しめる、と思います。

妙な味わいはありますね。

というか、西部に四畳半って、どういう取り合わせなんだよ・・・と思わなくもないです。

なんだかもう全く揺るがないなあ、ほんとに。

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