2001年初出 あさりよしとお
講談社アフタヌーンKC
もちろんタイトルは細腕繁盛記のもじり。
この手の言葉遊びが本当に好きな人である、あさりよしとおって。
何気ない日常に突然三葉虫を放り込んだらどうなるか?をシュミレートしたコメディタッチの連作なんですが、このマンガの内容を言葉で説明するのは非常に困難です。
よくわかってない幼女に電子レンジでチンされちゃったり、料理人対決の具材になってたり、巨大化してたり、怪人化してたり。
シュールでばかばかしい、で片付けるのが一番楽でいいかも。
そもそも三葉虫を題材に連作しよう、という発想自体がふざけてるわけで。
そんなの真剣に対峙しちゃいけない、と思いつつ、よくまあこれだけネタが続いたものだ、と感心したりも。
でもこういう作品って、なんか好きだ私は。
わけのわからなさがクセになる。
突拍子もなさ過ぎて逆に楽しい、ってのもあると思うんです。
ファンのみならず、こういうのが好きな人は必ず一定数居ると思うんで、気になった人は是非ご一読を。
なんか笑ってしまいますよ、これ。