スペオペ宙学

スペオペ宙学

1978年初出 永井豪
秋田書店サンデーコミックス 全3巻

当時この作品が「うる星やつら」と同時に少年サンデーで新連載開始、ってのがつくづくすごい話だなあ、と。

80年代を目前に、劇的に変化していった漫画文化の過渡期に思いを巡らせざるをえません。

内容は作者お得意のお色気学園コメディなんですが、78年公開されたスターウォーズの影響も如実に宇宙時代の中学生が主人公。

学校は人工衛星で通学は宇宙船ときた。

しかもヒロインの名前は竜子スカイウォーカーだったりする。

スケールだけはやたらでかいんですが、やってることは基本これまでと同じ。

パンクSFなどと言われてますが、それほど過激な何かがあるわけでもないです。

パロディみたいなものですしね。

ラブコメ路線、オタク文化路線を突き進みつつあった当時のサンデー掲載作品として考えると、やはりどうしたって幼いし、いささか古くみえたのでは思ったりもします。

 作中のアガゾスいじめもキッカイくんのじじいいじめと同じ笑いですし。

らしい作品ですが、なにか意味ありげな最終回が印象的なだけで作者の作品の中でもさほど突出しているとは思えません。

ファン向けでしょうね。

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