エンド・オブ・ホワイトハウス

エンド・オブ・ホワイトハウス

アメリカ 2013
監督 アントワーン・フークア
脚本 クレイトン・ローゼンバーガー、カトリン・ベネディクト

知らない内に第二弾エンド・オブ・キングダム(2016)、第三弾エンド・オブ・ステイツ(2018)と公開になってるので「見逃してたけど、これはひょっとしたらめちゃくちゃ面白い映画なのではなかろうか」と、慌てて見たシリーズ第一弾なわけですが、えーと、さほどでもなかった。

うん、みなさんおっしゃってますけど、これダイ・ハード(1988)ですね。

しかも割とゆるい感じの。

完全に私のチェックミスだったんですが、見終わって初めて監督がフークアだった、と知った次第でして。

なんだよ、プロパガンダ映画じゃないかよ!って。

真面目に見ちゃったじゃないかよ!

おかしいと思ったんだよ、やたら大統領がかっこいいし、意味なく星条旗がクローズアップされるし、アメリカが極東の平和を守ってるみたいな描き方がされてるし。

つっこみどころもさりげなく多い。

テロリストがアメリカ本土をもターゲットにしていて、ホワイトハウス攻撃の犯人は韓国出身の男だった、というのは2013年に公開する上でタイムリーだったのかもしれませんが、敵の兵力があまりにも強大すぎるし。

9.11の教訓はどうなってるんだ、って話ですよ。

どうやってこれだけの兵器をアメリカ国内に持ち込んだんだ?という。

ホワイトハウスに1人取り残される主人公の超人ぶりもあっけにとられるレベル。

もう最初からお前1人でホワイトハウスの立番やっとけ、みたいな。

ま、エンターティメントには定評のあるフークアですんで、戦闘シーンは大迫力ですし、普通に見てる分には充分に盛り上がるんですけどね、なんせアメリカ万歳映画ですから、細部に血が通って無くて。

ここをもっと掘り下げれば感動的になるのに・・と思えるくだりは軽くいなして終わりですしね。

そんなことより、国防大臣や大統領の熱さ、その家族愛を描写しなくちゃならんわけだ。

笑っていいのなら、最初からそう言ってくれ、って感じですかね。

どうなんでしょうね、アメリカ人はこれを見て、合衆国最高!とか思うんでしょうかね。

同盟国日本に住む人間としては、韓国と北朝鮮がネタになってるのに作中で話題にすらのぼらないことを憂えたほうがいいのかも知れません。

続編はお好きな方たちでどうぞ。

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