ワイルド7R

ワイルド7R

2011年初版 望月三起也
実業之日本社 1~2巻

まさかまさかのワイルド7の新作。

もう70歳は超えておられるかと思うんですが、いやはや先生ご健在。
絵もストーリーも全然荒れてない。

これは驚かされましたね久しぶりに。

2012年の映画化に合わせて、という事なのだと思いますが、よもや再会できるとは思いませんでしたね。

 特に明記されてないので自信はないんですが、時系列としてはロゼサンク飛葉以前、新ワイルド7以降の飛葉の活躍が描かれているのではないか、と思います。 

作中の飛葉ちゃんがまだどこも故障してないんですね。

いくつの頃なの?とつっこみだすと矛盾が生じそうなんで、そこはファンならスルーすること。

往年のワイルドのメンバーは誰も登場しないんですが、草波さんの2代目と飛葉Jrみたいな小僧が準主役的に活躍。

京都を舞台に、ダイナミックな映画的アクションシーンをあれこれ工夫を凝らして演出しているのはまさに往年の望月印で、長年の空白がなかったのように私には感じられました。

蹴上の琵琶湖疎水を爆破、なんて映像を含めてこれまで誰もやってないと思いす。

単にリバイバルというだけじゃなく、いまだ発想が挑戦的。

凄いです。

衰え知らず、と言ってしまおう。

どうやら書き下ろしのシリーズとして続いていくようなんですが、今度こそワイルド7の本当のエンディングを読みたい、と私は思ってます。

飛葉ちゃんは生涯ワイルド7なのか、それとも引退するのか。

最後まで描いてくださることを祈りつつ。

新しく読む人も旧来のファンも満足の1冊でしょう。

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