鬼畜島

鬼畜島

2014初版 外薗昌也
竹書房バンブーコミックス 1巻(以下続刊)

ここ数年、それしかないのか、と言いたくなるぐらい大流行である、シチュエーションスリラーの流れを踏襲した作品でしょうね。

マヌケな大学生のグループが運悪く漂着した島に、豚のお面をかぶったチェーンソーキラーが存在した・・・と書くと、アメリカンホラーが好きな人なんかは「ああ、悪魔のいけにえね」と、みなまで言うことなく納得してくださるか、と思いますが、本当にそれ以上何も付け足すことがない、と言うのが正直なところでしょうか。

バトルロワイアルやLOSTの系列、と思わせておいて実はスプラッターホラーです、という狙いがあるのかもしれませんが、現時点ではやはりどうしても焼き直しな印象がぬぐえません。

とりあえず島の周辺に放射性廃棄物が沈んでる、と言うのはやりすぎな上、日本の原子力政策に無知すぎますし、奇形化した魚が釣れる、という描写もわかりやすすぎて安直なように思います。

アメリカンホラーは私、大好きなんで応援したいんですが、この調子だと、よほどの大どんでん返しが待ち受けていないと続刊を読み続けるのは厳しいように感じられます。

まあ、流行りにうまく乗れば当たるのかもしれませんが、私はちょっとしんどいですね。

お好きな方たちでどうぞ。

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