思春期100万年

1972年初出 松本零士
朝日ソノラマサンコミックス

何故か眠ってしまうと前世や来世の記憶をたぐる奇病にとりつかれてしまった主人公のSFファンタジー。

おそらくここからミライザーバンへつながっていったのではないか、と思うんですが、本書の段階では脈絡もなく断片的に妄想めいたシーンが毎回繰り広げられるだけ。

それが何か意味を持つわけでなく、最後に収束するわけでもなし。

非常に評価しにくい、と言うのはありますね。

イマジネーションの広がりを楽む、と言う部分で興味深く感じられる人向け、とでもいえばいいでしょうか。

あまり広くはオススメできない感じですね。

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