日本発狂

1974年初出 手塚治虫

タイトルからして凄いことになってるんですが、やはりこれは「日本沈没」のもじり?などと思ったりもするわけです。

高一コースに連載された、死後の世界をテーマに幽霊の存在を解き明かそうとする一作なんですが、いやはや支離滅裂。

正直これはちょっとひどいと思う。

死後の世界に戦争があって円盤が飛んで収容所って、何故これを死後の世界とする必要があるのか、という話であって。

落とし所として、なにか別の構想があったのでは、という気もするんですが、そこまでたどり着いていないんですね。

うーん、失敗作でしょうね。

ま、こういう作品もありますってことで。

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