GORDON GILTRAP

GORDON GILTRAP

プログレ情報誌なんかで紹介されてたりすることもあるものだから、てっきり「そういう音」なのかな?と思って聴くと、想像してた以上に「そういう音」ではなくて、いささか戸惑ったりもするミュージシャン。

ちなみにGORDON GILTRAPとはバンド名ではなく、ギタリスト個人のフルネーム。

いうなればソロアルバムなわけです。

といっても、私が聴いたのは81年発表のPeacock Partyだけなんで、この1枚で判断するのは早計かとは思うんですけどね。

なんせもうアルバムカタログが膨大なものだから。

とても全部は追いきれない、というのもあって。

元々はフォーク系のスタジオミュージシャンだったらしいんですが、70年代中期ぐらいから、イギリスの古典音楽をロックに反映させた音をやりだしたみたいで。

その延長線上にあるのが本作らしいんですが、古典音楽といわれてもですね、イギリスの歴史的な音楽事情なんてあたしゃまるで知らないものだから。

せいぜいビートルズぐらいまでが限界な身の上としては、古典をどのようにアレンジしてるのか、さっぱり見当もつかない。

アコギ中心のインストゥルメンタル集、というのも理解を掘り下げる邪魔をした。

ロックと言えばロックなのかも知れませんけどね、フォーク調の朗らかさ、温かみ、陽気さ、及びコンパクトに3分程度でまとめられてしまった楽曲群が、どうしても趣味の小品な印象を助長するんですよね。

きちんと聴き込むと、思いのほかモダンでクロスオーバー、ヴァイオリンやフルートの支えにはっ、とすることもあるんですが、ちょっと油断するとなんとなく聞き流してしまう、というか。

耳障りが良すぎるのかもしれません。

完璧にまとまりすぎなのかも。

アコギのテクニックは相当なものだと思うので、現役でギター弾いてる人にとってはたくさん発見があるかもしれませんね。

私には少しおとなしすぎる音でしょうか。

どっちかというとアコギなら、パコ・デ・ルシアのプレイに心震える身としては、好みの問題でピンとこない、というのが正直なところ。

ま、わかんないですけどね、なんせ68年から2010年ぐらいまでアルバム発表してますから、この人。

私の評価なんざ、何十分の1の的確さもないかもしれないんで、参考程度に受け止めていただければ、と。

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