2025年

バレリーナ The World of John Wick

2025 アメリカ監督 レン・ワイズマン脚本 シェイ・ハッテン『バレリーナ』ってタイトルになるほどバレエは関わってないんだが『それほど』期待はしてなかったんですが、『それほど』すら消し飛ぶ勢いで、お話がびっくりするぐらいステレオタイプな復讐...

火喰い鳥を、喰う

2025 日本監督 元木克英脚本 林民夫宮館涼太の嫌な奴ぶりが様になっててアイドルとは思えず主人公の祖父の兄が残した日記を発端とした怪現象を描くオカルトミステリ。・・・とか言いながら、これ、オカルトミステリではなくてあんまり上手じゃないSF...

爆弾

2025 日本監督 永井聡脚本 八津弘幸、山浦雅大圧巻の密室会話劇、最後まで緊張感途切れず連続爆破事件の主犯と思われる人物と、尋問を担当する刑事の取調室における丁々発止なやりとりを描いたサスペンス。おそらく言及してる人もいると思うんですが、...

ナターシャ 盗まれたモナリザを取り戻せ

2025 フランス/ベルギー監督 ノエミ・サグリオ脚本 ローランド・グーセンス、ノエミ・サグリオ、ローラン・トゥルナーどこか懐かしい匂いもする王道コメディキャビン・アテンダントを志すも、資質や高身長に阻まれ、空港の忘れ物係に甘んじていた女性...

キング・オブ・タイタン(リバース・オブ・ヘル)

2025 タイ監督、脚本 ステフェン・ハッカー、アレクサンダー・キースル巨大骸骨がうろうろしてる絵は楽しかったが、それ以外に関しては〇〇DVDジャケットの、携帯ゲームに出てくるモンスターキャラみたいなのに中二魂が刺激されて手に取った一作。ホ...

WEAPONS ウェポンズ

2025 アメリカ監督、脚本 ザック・クレッガー本格ミステリにも似た細やかな作劇が、アクロバティックなオチにそぐわなすぎてあっけにとられる深夜2時17分、突如として自宅から姿を消した小学生17人の謎を追うスリラー。とにかく序盤からインパクト...

ブラックフォン 2

2025 アメリカ監督 スコット・デリクソン脚本 スコット・デリクソン、C・ロバート・カーギル心温まるエンディングが昔のホラーのよう『あの世からかかってくる電話』をネタに恐怖を演出し、スマッシュヒットを飛ばしたブラック・フォン(2022)の...

侵蝕

2025 韓国監督、脚本 キム・ヨジョン、イ・ジョンチャン救われなさの向こう側を優れたギミックで描く秀作粗暴で残酷、かつ平然と嘘つくという、『子供だから』で済まされぬ異常性が顕著な女児と、その母の20年を描いたサスペンス。物語は二部構成にな...

THE MONKEY ザ・モンキー

2025 アメリカ監督、脚本 オズグッド・パーキンス乾いた笑いが漏れる、一筋縄でいかないホラーねじを巻きドラムをたたかせると、近くにいる人間の死を誘発する悪魔の玩具を描いたホラーコメディ?猿の玩具自体に意思はなくて。呪いの志向性や事象の独自...

ザ・ザ・コルダのフェニキア計画

2025 アメリカ/ドイツ監督、脚本 ウェス・アンダーソンやってることはこれまでと全然変わらないが、笑いの質が大きく変化架空の大国フェニキアを舞台に、大富豪ザ・ザ・コルダが事業の資金繰りのため、娘とともに大陸全土を駆けずり回る様子を描いたコ...

近畿地方のある場所について

2025 日本監督 白石晃士脚本 白石晃士、大石哲也これがダメだと思うのは、私が原作読んでたせいじゃあるまいさて、この作品に関しては、私、珍しく原作を読んでいて。原作は、雑誌記事、ネットの書き込み、インタビューの起こし、手紙などの雑多な文章...

Mr.ノーバディ2

アメリカ 2025監督 ティモ・ジャヤント脚本 デレク・コルスタッド、アーロン・ラビンやってることは変わらないんだけど、二作目にしてはやくも安定感漂ってきた組織の元会計士(特殊工作員)だったおじさんのブチギレを描いてスマッシュヒットを飛ばし...

ワン・バトル・アフター・アナザー

2025 アメリカ監督、脚本 ポール・トーマス・アンダーソンアンダーソン監督らしからぬ娯楽作でびっくり過去に非合法活動をしていたせいで娘を誘拐される羽目になる父親の、孤独な奪還劇を描いたサスペンス。えー、これがリーアム・ニーソンだったら間違...

M3GAN ミーガン 2.0

2025 アメリカ監督、脚本 ジェラルド・ジョンストンそれ、ターミネーター2やないかい!(ミルクボーイの漫才風に)アメリカ本国における予想外の不振で日本公開が見送られ、DVDスルーとなったミーガンの続編。私は前作をさほど評価してなくて、スマ...

アンティル・ドーン

2025 アメリカ監督 デビッド・F・サンドバーグ脚本 ゲイリー・ドーベルマン、ブレア・バトラーわざわざ実写映画化した意義が見いだせない行方不明になった姉を探して、仲間数人とともに田舎町を訪れたが、手掛かりと思しき屋敷に閉じ込められ、幾度も...

子鹿のゾンビ

2025 アメリカ/イギリス監督 ダン・アレン脚本 リース・ウォリントン奈良の愛護会からクレームが来ないことを祈る性懲りもせずこのようなB級ホラー(C級?)に手を出す、私めでございます。いやもうね、この手の版権切れを狙ったホラーがダメなこと...

アンダーニンジャ

2025 日本監督、脚本 福田雄一原作漫画よりこっちの方が好きかも現代社会で密かに暗躍する、影の忍者組織を描いたアクションコメディ。原作は花沢健吾の漫画作品で、実写はおろかアニメにもなってる人気作。ちなみに私は原作漫画を、理由があって途中で...

かくかくしかじか

2025 日本監督 関和亮脚本 東村アキコ、伊達さん・・・悔しいかな、泣いてしまったんで、何も言えない(言ってるけど)漫画家、東村アキコの自伝的作品を映像化した一作。原作は第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞およびマンガ大賞2015を...

ドールハウス

2025 日本監督、脚本 矢口史靖ミステリ?いやいやガチのホラーです、耐性ない人は見ちゃダメ突然の事故で、娘を亡くした主人公母親のもとに、導かれるようにやってきた日本人形を巡る怪異をつづったホラー。いやこれを矢口史靖が監督脚本してる、という...

Mr.ノボカイン

2025 アメリカ監督 ダン・バーグ、ロバート・オルセン脚本 ラース・ジェイコブソン爆笑を期待していたが、クスッ、ぐらいだったのがちょっと生まれついての無痛症である主人公の身体的特性を活かした決死の恋人救出劇を描く、アクションコメディ。『無...

28年後…

2025 イギリス/アメリカ監督 ダニー・ボイル脚本 アレックス・ガーランド『走るゾンビ』はやっぱうけつけねえ、と再確認する作業でしかなく...28日後...(2002)、28週後....(2007)に続く第三弾で、ダニー・ボイルとアレック...

スーパーマン

2025 アメリカ監督、脚本 ジェームズ・ガン決してなにかが新しいわけではないが、親しみやすさは過去一かも何度目かの映画化であり、DCユニバース第一弾として仕切り直しを任された一作。正直、今更スーパーマンで何を見せようというのだ、という懐疑...

ウルフマン

2025 アメリカ監督 リー・ワネル脚本 リー・ワネル、コーベット・タック驚きの凡庸さで今更狼男1941年に公開された「狼男」のリブート。同じくリー・ワネルが以前に監督した透明人間(2020)が大当たりしたんで、今回もいけるだろう、と踏んで...

罪人たち

2025 アメリカ監督、脚本 ライアン・クーグラー仰天の展開を、それも必然と落とし込んだ手腕が秀逸1932年のミシシッピ州クラークスデールにて、招かれざる客相手に、否応なく酒場での死闘を強いられる黒人たちを描いたアクションスリラー。多分みん...