Darryl Way’s WOLF

CURVED AIRのバイオリン奏者、ダリル・ウェイがカーブド・エア脱退後に結成したバンド。

プログレファンの間では1作目、2作目が有名ですが、なんでしょう、カーブド・エア同様に、私はどちらの作品もあんまり引き込まれるものがなくてですね。

特に1作目のCanis-Lupus(1973)、これプログレというよりは普通にブリティッシュ・ロックだと思うんですね。

ヴァイオリンとギターが激しくせめぎ合いをする展開とか、おおっ、と興奮するものがあるんですが、それ以外がどうにも盛り上がらない。

ヴォーカルの押しが弱いせいもあるんでしょうけど、ああ、ファンタジックだね、で終わってしまうというか。

これこそが英国の音、といえばそうなんでしょうけど。

2作目のSaturation Point(1974)は、インストゥルメンタル中心の内容で、1stよりも全体的にタイトになった印象を受けるんですが、なんだか緊張感が持続しない、というか。

はっ、とする瞬間はもちろんあるんです。

でも気がつけばものすごく普通のことを同曲内でのんびりやってて、あれ、さっきのは何?みたいな感覚にとらわれることがままあって。

質が低い、ってわけじゃないんです。

高度なことをやってる、と思うんですが、なぜか琴線にふれないんですよね。

多分、私の好みが偏ってるせいなんだろうなあ、とは思います。

ただ、実はリスナーを選ぶ音なんじゃないか?という気がしなくはないですね。

とっつきやすい音であるがゆえの意外性のなさ、みたいなものがこっそり潜んでるんじゃないか?と。

私は聴いてないんですが、最終作である3rdこそが最高傑作である、という噂もあるんで、ひょっとしたら3rdを聴くことによってすべての印象がガラリと変わるのかもしれませんけどね。

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