アメリカ 2018
監督 ジョン・タートルトーブ
原作 スティーブ・オルテン
いやもうね、中国資本が一枚噛むとろくなことにならんな、と言いたくなる典型のような映画でしたね。
グレートウォール(2016)ですらもうちょっとマシだったんじゃねえか?と言いたくなるぐらい適当というか行き当たりばったりというか。
なんだろ、香港映画みたいにその場その場の思いつきで撮影進めて行ったんですかね。
この映画に原作が存在する、という事自体がもはや驚きだったりしますね。
基本、ドラマ不在です。
それぞれのエピソードをつなげてひとつの物語とする、ってことすらできてません。
中途半端にお涙頂戴を持ち込もうとしてしくじってるばかりか、ライトなラブロマンスを演出することすら失敗してる有様。
キャラが全く意味のない行動をして、それが普通にスルーされてます。
なんだろ酔っ払ってたのかな。
それとも薬物キメてたとか。
もしや中国共産党の検閲にひっかかったか!
違うね、うん。
ともあれ、今更巨大ザメとかね、資金にものをいわせて超ド派手なジャンル映画にするしかないんじゃないの?と私は制作発表時から思ってたんですが、まさかすべてをないがしろにしてジェイソン・ステイサムVSサメだけに執心してくるとは思わなかったですね。
いや、制作側にそういう意図はなかったのかもしれないですけどね。
けど結果的にそうなってる、ってことはある意味私の予測どおり、ってことなのか。
じゃあ、いいんじゃん。
あれ?
・・・・・・・・・・・・・・。
さて、そろそろ風呂入ってこようかな。
風呂にメガロドンがいたらどうしよう。
浴槽に入る大きさちゃうがな、アホ。
いい具合に茹で上げられて、巨大フカヒレスープと化していたら一人では食いきれんな。
しかしこれが全世界で5000億超えの大ヒットかー。
面白い、ってなんなんでしょうね、みなさん。
フカヒレ食って考えよう、うん。
しかしフカヒレって、どうやって味付けすりゃいいんだ?
中華スープの元でいいのかね?
何袋必要になるねん、中華スープの元!
中国資本に融資をお願いせねばな、うむ。