ワーキングマン

2025 アメリカ
監督 デヴィッド・エアー
脚本 シルベスター・スタローン、デヴィッド・エアー

ビーキーパー(2024)があたったもんだから柳の下のドジョウ、ってことなんでしょうけど、同じ監督と主演コンビで堂々と二番煎じってのも相当に面の皮厚いなあ、って話だったりします。

ていうか、舐められてねえ?って。

「このパターンであと3回ぐらいはいけるから、うるさい連中は無視しろ、いいから撮っとけ」って言ったやつが絶対制作側にいた、と思うんですね。

で、ほんとその通りになってるし、ヒットしちゃってるし。

みんな、どんだけ『怒らせてはいけない元〇〇』が好きなんだよ、って。

ま、この手のジャンル映画に新鮮味がないとか、ありきたりだとか批判すること自体が空気読めてないのかもしれないですけどね。

ステイサムが理不尽な悪を懲らしめるだけでみんなスカッとするんだと思いますし。

むしろそこはセオリーを無視してくれるな、と。

デティールや真実味よりカタルシスなんでしょう。

そういう意味では期待を裏切らない一作かもしれない。

もう無茶苦茶ですしね、ステイサム。

単身、ロシアンマフィアにケンカ売って、皆殺しですから。

いやいや警察がね、さすがにステイサムのこと気づくだろ、とか言っちゃあいけない。

かどわかされた娘がこんなに長期間、都合よく生きてるはずがない、とかも言っちゃだめ。

かわいい娘がいるのに、マフィアの報復を恐れずやりたい放題とかバカ?とかも言うなよ。

娘にまつわる展開は続編でやるつもりかもしれんしな。

色々とゆるいのは確かですね。

つっこもうと思えばガンガンツッコめてしまうのはまちがいない。

けどまあ、ステイサム無双を期待に沿う形で演出できているか?で考えるなら、及第点はクリアでしょう。

物語の肉付きが貧相で特色がないにしても、骨子が堅牢なら問題ない、そういう映画だった気がしますね。

いつかは飽きられる気もするがな。

ちょっと気になったのは作り手がビーキーパーほど集中してないな、と思えることだったんですが、デヴィッド・エアーも開きなおっちゃってるのかもしれないですし、もういいか。

余談ですが、キャッチコピーの『現場』とかあんまり関係ないです。

売らんがために、頑張ってひねり出したんだろうな、って。

とりあえず私は次の『元〇〇』なステイサムに備えることにします。

どこまでついていけるのか、皆目見当はつかんが。

ねじレート 70/100

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